ブサカワで人気のわさお 安らかな旅立ち

「ブサイクだけどかわいい」で人気を集めた秋田犬の「わさお」が6月8日、天国へと旅立った。

2007年の秋、当時イカ焼き店を営んでいた菊谷節子さんが、青森県鯵ケ沢町の海岸にいるところを保護した。

その後、わさおの姿が旅のブログで紹介されると大ブレイク。
捨て犬から一転、店の看板犬となる。

ライオンのような白いふわふわの毛と小さな垂れ目は「ぶさカワイイ」として日本中から注目された。

元飼い主・菊谷節子さん(2011年):
わさお君はとにかくおいしいものを食べて好きなように散歩できれば、それで幸せかと

捨て犬から店の看板犬、そして映画スターに

女優の薬師丸ひろ子さんを主演に迎えた映画で2011年に銀幕デビュー。
東日本大震災が発生すると被災地を訪問し、人々の心を癒す。

節子さんとともに過ごしたかけがえのない日々…
しかし、2017年に節子さんが肺炎で亡くなった。

その時のわさおは「わさおは、またいつか何かの形で飼い主の母さんに会えると考えているような気がしたのです」(わさお通信 今日のしっぽより)

4月から急激に体が衰え…

多臓器不全で死んだわさお。
2020年4月に入ってから、体が急激に衰え、立ち上がることができなくなったという。
先月、自身の寝床で力を振り絞るかのように吠えるわさお。
元気を取り戻すため薬を飲む様子も。

しかし容体が急変。
8日、眠りに落ちるかのように、わさおは息を引き取った。
火葬を終え、節子さんの息子さんの忠光さんの元へわさおが帰ってきた。

わさおの飼い主・菊谷忠光さん:
わさおはなかなか私に懐かなかったので、懐くようにちくわを買ったんですよ。
ちくわをパクパク食べるもんですから、それから仲良くなったんです。
初めから最後まで思い出ばかりですけれど
わさおが立てなくなって、以前の歩いている姿を見ると切なかったです。

多くの人に愛されたわさお。
たくさんの思い出を胸に節子さんのもとへ旅立った。

(Live News it!6月9日放送分より)