フランスの首都・パリで、政府への抗議行動がエスカレートしている。

20日、フランス・パリ。市民がゴミに火をつけ、炎が道路を塞いでいる。その怒りはフランス政府に向けられていた。

現場ではマクロン大統領の等身大パネルが、大歓声の中で燃やされる場面も。
年金受給開始年齢引き上げの強行採択が原因
デモがエスカレートした理由は、政府がとある法律を強行採択したこと。

その内容は、年金の受給開始年齢引き上げなどについてのもの。

食事中の人が多くいるレストランの目の前でも、デモ隊と警察が衝突。

ショッピングセンターの中では、屋内で発煙筒がたかれている。

路上ではデモ隊の女性が手を上に上げただけで、警察との小競り合いが始まるほど、一触即発の状態。

反対している国民の割合は…約7割に上る。

野党が提出した内閣不信任案は、わずかに票が足りず否決。混乱はまだ続きそうだ。
(「イット!」3月21日放送より)
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