思わず笑顔になってしまうユニークな作品。
作者は、愛媛県内で活躍する若手のクリエイター。

くるるさん;
こんにちは~、顔つけ作家のくるるで~す
愛媛・松山市の造形作家・くるるさんは、松山大学在学時代から活動をはじめ、野菜や果物、そしてホウキに水筒といった日用品までありとあらゆるものに顔をつけるというユニークなスタイルが持ち味。
名付けて「顔つけ作家」。

くるるさん;
ちっちゃい頃から、雲を見ても壁の模様を見ても、いろんなところに顔見つけるのがすごく好きで、自分の中で顔遊びみたいなのをよくやってて。家にいてもアイデアで楽しくなったり、おもちゃがなくても自分で楽しさを生み出せるようになったらいいなっていうので、作品を通してそういうのが伝わるように活動しています」
今回、くるるさんには「コロナに負けない」をテーマに、家の中にある物で簡単に作れる楽しいアート作品を教えてもらった。
くるるさん;
では早速始めたいと思うんですが、私には相棒がいまして、ちょっと呼んでみたいと思います。おーい!ロボロー」
ん?「ロボロー」???
ロボロー;
はーい!おとぼけロボットのロボローだよ~

まさかの人型ロボット!
こちらはくるるさんの相棒の「ロボロー」。
2人は現在「くるるとロボロー」として、県内のワークショップやユーチューブなどで創作の楽しさを伝える活動を行っている。

では、ロボローにも手伝ってもらいながら、作品を作っていこう。
準備するのはこちら!
【準備するもの】
●紙皿 ●厚紙 ●クリップ ●接着剤やのり ●色紙 ●ボタンや紐など
くるる;
今回、重要になってくるのはこの紙皿で~す
ロボロー;
紙皿だよ
作り方①
まずは好きな折り紙を4枚選んで手でちぎる

作り方②
ちぎった折り紙を接着剤などで紙皿に貼る

作り方③
くるるさん;
次はこれにお顔をつけていきます
ロボロー;
顔ってどうやってつけるの?

くるるさん;
できたらお家にあるボタンとか、モールみたいなものを使うんだけど、なかったら折り紙をくしゅくしゅくしゅってしてね、お鼻にしてもいいしね。なんでも代用してもらってOKです
今回は工作用のモールを鼻にする。
くるるさん;
つぎは目、これはね、白いYシャツのボタンとか シンプルなボタンがいいかな
ロボロー;
ボタンを目にするんだ
これらを接着剤で貼っていく。
使うのは、家にある身近なものばかり。
くるるさん;
いろんな素材を使う方が、立体的に見えた方が面白いし、なんか家の周りみて、顔になりそうなパーツないかなって探す作業も面白いかなとは思います
作り方④
紙皿より一回り大きく丸く切った厚紙に、カラフルなクリップをつけていく

作り方⑤
最後に、接着剤をたっぷりつけて、紙皿と厚紙をくっつけて乾かせば…

くるるさん;
じゃじゃん
ロボロー;
できました!完成!
くるるさん;
なんでしょう!
ロボロー;
ん~これは・・・ん~ライオンじゃないよね?
くるるさん;
ちがうよ~(笑)
作品のタイトルは『お部屋に太陽を』。
心に太陽がともるようなイメージ。

くるるさんは、新型コロナの影が覆う生活のなかで過ごす人たちが、アイデア次第で笑顔になれるような作品を作り、毎日を明るく過ごすことを願っている。
(テレビ愛媛)