手際よくポスターを剥がし、急いでその場を立ち去る男性。

何かに近づくと…
何かに近づくと…
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ポスターを剥がしていく
ポスターを剥がしていく

実はこの男性は、大阪・河内長野市で市議会議員を務める土井昭議員だ。

ポスターを剥がし急いで立ち去る土井議員
ポスターを剥がし急いで立ち去る土井議員
ポスターを剥がし急いで立ち去る土井議員
ポスターを剥がし急いで立ち去る土井議員

剥がしたのは自分のものではなく、河内長野市の元市議会議員の政治活動用ポスター。
警察は器物損壊などの疑いで調べている。

同僚の政治活動用ポスター2枚剥がす

土井議員とはどんな人物なのか?

2010年、市議会議員選挙で初当選し、過去には市議会の議長を務めたこともあるという。

1月24日、土井議員が剥がしたのは、橋上和美元市議会議員の政治活動用ポスター2枚。

「私のものが張り替えられていた」と“正当防衛”を主張

一体なぜ、元同僚のポスターを剥がしたのか?
FNNが取材すると、土井議員は剥がしたことを認めた上で、こう説明を始めた。

自分のポスターが張り替えられていたという
自分のポスターが張り替えられていたという

大阪・河内長野市議会 土井昭議員:
1月末にちょっと見に行かせてもらった時に、私のポスター2枚が橋上議員のものに張り替えられていたんです。それでびっくりしましたね。私は元に戻そうと思って、それでポスターをちょっと剥がせていただいて。

さらに…。

元の形に戻す正当防衛と主張
元の形に戻す正当防衛と主張

大阪・河内長野市議会 土井昭議員:
(私が剥がした)その行為自体は、私もいいことだとは思っていません。元の形に戻すのは当たり前だ。正当防衛が通ると思うんです。

ポスターを剥がした行為はあくまで“正当防衛”と主張した。

これに対し、ポスターを剥がされた橋上氏は「勝手に剥がした事実はない」と反論している。
橋上氏は被害届を提出。これを受けて警察は器物損壊などの疑いで調べている。

(「イット!」2月27日放送分より)