2月21日朝、静岡・浜松市の海岸で謎の物体が発見された。

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波打ち際に漂着したとみられるオレンジ色の大きな球体。これは一体何なのか。

浜松市の海岸では、砂浜の上に茶色くさびついたような色をした、大きな物体が確認できる。大きさは人の腰の高さまであり、直径は約1.5m。

よく見ると、球体の表面は茶色くさびているように見え、鉄球のようにも見える。

さらに、何かを引っ掛けるための突起物のようなものがあるのが分かる。

海保も「見たことがない」と戸惑い…専門家の見解は

警察によると、21日午前8時45分ごろ、次のような通報が寄せられた。

通報した女性:
夫が土日に散歩したときに、海岸に大きな丸いものがあった。

付近に住む女性の夫が散歩をしていた際、巨大な不審物があることに気づいたという。

駆け付けた警察は浜松市の遠州浜海岸で、直径約1.5mの不審物を確認。しかし、その正体はわかっておらず、御前崎海上保安署も「見たことがない」と戸惑うばかりだ。

漂着物に詳しい、東京大学の道田豊教授は「海洋観測や漁業などで使われるものにしては相当大きいので、その可能性は低い」と分析している。

爆発物処理班も出動…球体内部の解析結果は?

警察は念のため、人が立ち入らないよう、周辺の半径200mを立ち入り禁止とした上で、爆発物処理班を出動させた。

X線を照射するなどの解析作業の結果、中は空洞で爆発などの危険はないことが判明し、立入禁止は解除された。

警察は海岸を管理する静岡県に、回収などを依頼する方針だ。

(「イット!」2月21日放送より)