日本時間の2月3日午後5時過ぎ、約束の相手と会うことができた。

(日本時間2月3日午後5時過ぎ)
(日本時間2月3日午後5時過ぎ)
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日本が身柄の引き渡しを求めている、渡辺優樹容疑者らをフィリピンで弁護している、エルジュン・リコ弁護士。FNNの単独インタビューに答えた。

エルジュン・リコ弁護士:
ビッグニュースですからね、日本で。

――メディアの一面を飾っています。

エルジュン・リコ弁護士:
フィリピン政もできるだけ早く送還を願っていますが、彼らも人間ですから尊重する必要があります。

“ルフィ”を名乗る連続強盗事件の指示役とみられる2人の弁護を担当
“ルフィ”を名乗る連続強盗事件の指示役とみられる2人の弁護を担当

リコ氏は、“ルフィ”を名乗る連続強盗事件の指示役とみられる渡辺優樹容疑者(38)と、小島智信容疑者(45)の2人の弁護を担当している。

2人は、暴力を受けたとして元妻らから告訴されていて、2日にその審理が行われた。

送還を逃れるための“虚偽の告訴”か
送還を逃れるための“虚偽の告訴”か

この裁判は日本への送還を逃れるための虚偽の告訴とみられているが、即時棄却とはならず、次の審理は当初、7日に行われる予定だったが、1日前倒しされ、6日に行われることになった。

フィリピン国内で抱えている刑事訴訟が強制送還への障壁となっている問題について、リコ氏は…。

エルジュン・リコ弁護士:
原告は、女性と子どもに対する暴力の罪で起訴している。女性には子どもがいるので、養育の義務がある。

――収容所にいて支払えるのか?

エルジュン・リコ弁護士:
だからこそ、支払う義務が生じる。

リコ氏はこのように話し、裁判は収容を長引かせるための虚偽ではないと主張した。

――最後に彼らに会ったのは?

エルジュン・リコ弁護士:
私の記憶が正しければ、去年10月21日です。

「痩せているようだった。あまり食事をとっていないから」
「痩せているようだった。あまり食事をとっていないから」

――どんな様子だった?

エルジュン・リコ弁護士:
痩せているようだった。あまり食事をとっていないから。

――渡辺容疑者と小島容疑者は、どうやってあなたを見つけた?あなたから連絡を取った?それとも彼らから?

エルジュン・リコ弁護士:
それは秘密事項です。お許しください、弁護士としての責務なので。

「弁護士としての責務なので」
「弁護士としての責務なので」

リコ氏は刑事訴訟を専門とする弁護士で、日本人を担当するのは今回が初めてだという。

一連の強盗事件に関与したとみられる4人のうち、今村磨人容疑者(38)と藤田聖也容疑者(38)の2人については身柄の引き渡しが可能になっている。渡辺容疑者と小島容疑者については、6日に開かれた審理の結果次第で引き渡しが決まることになっていたが、結論は出なかった。

(「イット!」2月3日放送分に情報を追加しています)