海に浮かぶボートで、釣りを楽しむ人たち。

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たぐり寄せられているのは…サメだ。

必死に釣り竿を握る、キャンベル君(12)
必死に釣り竿を握る、キャンベル君(12)

釣り竿を握っているのは、大人ではなく、黄色いシャツを着た少年。アメリカ・フロリダ州で釣りをしていた、キャンベルくん(12)だ。

思いがけない獲物に、手伝っていた釣りのプロも思わず「20 years of business、first time!(20年やってるけど、こんなの初めてだ!)」と声を漏らす。

格闘すること45分。
釣り上げたサメはメスで、体長3メートル以上、重さは約200キロもあったという。

12歳の快挙に、キャンベルくんは「It took out drag, and I was like, ‘Is this thing going to pull me in?’ Because I was just scared…(引っ張られた時、“海に引きずりこまれる”って怖くなったよ)」

そのすごさについて、専門家に聞いた。

「釣ファン」編集部 中嶋良一 編集長:
いわゆる人食いザメと言われる、ホオジロザメ。200キロ以上のサイズと聞いているので、大人でも難しいサイズです。
電動でなく手巻きで必死に巻いている映像なんで、これはすごいことだと思いますね。

ボート会社によると、この地域でホオジロザメを釣り上げたのは、20年間で3例目だということだ。

(「イット!」1月19日放送より)