ビーチに向かう道路は大渋滞
目前に迫った旧正月「春節」を前に、国内外の観光地に押し寄せている中国人旅行客。
“中国のハワイ”の異名を持つ海南島では、波打ち際におびただしい数の人が集まっているのが分かる。
加えて、こうしたビーチに向かう道中の混雑ぶりもSNSで伝えられている。
「一昼夜（車の中で）待っていて、1キロも進んでいなかった」
「道路沿いにあるお店のトイレを使用すると1回2元（約40円）取られます」
香港も人気の旅行先だ。
中国人旅行客：
旅行、ショッピングついでに用事を済ませます
中国人旅行客：
とても楽しいです。子どもを連れて遊びに来られるし、とても気持ちがいいです
世界の政治・経済のリーダーが集まるダボス会議に参加した中国の劉 鶴副首相は、「今の中国は完全に正常に戻った」と強調した。
中国・劉 鶴副首相：
感染率の高い時期を経て、社会のほとんどのメンバーは通常の状態に戻りました。ある意味で、私たちの期待を超えています
根拠不明…解熱には“顔面パック”？
国民の6割以上がすでにコロナに感染したとの試算もある中、SNSでは感染の乗り切り方を指南する投稿が相次いでいる。
その1つが、“顔面パック”。
中国のSNS：
頭がぼうっとしているけど、顔面パックをしたら効果があると、熱が下がらない人がいたらパックを考えてみて
解熱と水分補給には“顔面パックが効く”との根拠不明の方法に頼る人々も見られた。
“すでにピークは過ぎた”との声が圧倒的な中、異なる見方を示す人もいる。
ーーまだコロナの猛威を感じる？
上海市内の病院に入院している日本人男性：
そうですね、まだ終わっていないと思いますね
コロナに感染し、1月13日から上海市内の病院に入院している日本人男性。
40度を超える熱が出て、入院が必要と診断されたものの、入院先が見つかるまでに5時間以上かかったという。
男性は最悪の場合、点滴のみで帰されることを覚悟していたという。
上海市内の病院に入院している日本人男性：
廊下とか移動できるベッドありますよね、それで埋め尽くされているの見て、これは私も入れないなと。お医者さんのほうが（自分より）すごいしんどそうな見た目に感じたので、あまり無茶も言ってはいけないなと
春節の民族大移動は、これからが本番だ。
（「イット！」1月18日放送より）
