都内病院で9人の感染確認…解除後初のクラスター発生か

緊急事態宣言の解除後、都内で初となるクラスター発生か…

東京都小金井市にある武蔵野中央病院で5月21日以降、看護師ら3人の新型コロナウイルスへの感染を確認。さらに28日午後5時半すぎ、新たに患者ら6人の感染が確認され、感染者は合わせて9人となった。

院内感染が起きたのか?緊急事態宣言解除後、都内では初のクラスターとなる可能性が浮上している。

東京都は、厚生労働省にクラスター対策班の派遣を要請。小池知事は次のように話した。

東京都 小池百合子知事:
閉鎖された空間でありますので、ある意味このクラスターをどのようにして対応していくかによって抑え込めればと思っております。クラスターがわかっているのと(感染経路)不明な部分とは、対応が違ってきます。よく中身を見ていきたいと思っております

3日連続で感染者2桁の東京…街の声は?

東京都では28日、新たに15人の感染が確認された。3日連続で感染者数は2桁。宣言解除後の今、感染はどのように広がっているのか?そのデータを読み解くと、ある傾向があることがわかった。

27日に都内で感染が確認された11人のうち、飲食や接客業に携わる人が複数いたという。さらに世代別にみると、10代が2人、20代が1人、30代が3人と、11人中6人が30代以下の若者だった。

この6人がいつ感染したのかは不明だが、緊急事態宣言の解除後、夜の街には確実に賑わいが戻りつつある。

街の若者たちからは、さまざまな声が聞かれた。

20代女性:
怖い、まだ。コロナが怖いから、まだ(居酒屋などには)行きたくない

10代男性:
「解除されたから遊びに行こうぜ」みたいなのは増えましたね。解放された感がすごいです

20代女性:
(解除後)遠出しないで電車とか乗らないようにしてます。2波、3波、来そうだなと思います。そこが心配

第2波の懸念高まる北九州市…小倉城も再び休館に

警戒される新型コロナ感染の第2波。その危機が現実味を帯びつつあるのが、27日に8人の感染者が確認された北九州市だ。

北九州市 北橋健治市長:
このまま続くと、間違いなく大きな第2波に北九州市は襲われると…

4月30日から23日連続で、感染者ゼロが続いていた北九州市。しかし、5月23日以降の5日間で合わせて22人の感染が確認されたのだ。

この事態を受け、26日に再開したばかりの小倉城がわずか2日で再び休館に追い込まれるなど、市内43の公共施設が28日から臨時休館となった。

北九州市では休業明けの飲食店からは落胆の声が…

「順光苑」金森貴大チーフ:
また閉めざるを得なくなるのかなって。もしそうなった時の仕入れてる部分はロスになってくるので、その辺はかなりの痛手になりますね

また、市内の高齢者施設では、クラスターに対する危機感が再び高まっている。

望玄荘  清水健司施設長:
施設全体で100名の方、ご利用者がいらっしゃいますので、正直恐ろしい部分もございます

北九州市は、調査のため国にクラスター対策班の派遣を要請。また、短時間で感染の有無が分かる抗原検査キットの配備を国に求めていくとしている。

28日午後4時半ごろ会見した福岡県の小川知事は…

福岡県 小川洋知事:
(福岡県は)コロナ警報と言っていますが、総合的に判断すると当たっていないわけであります

ーー北九州市だけに絞って休業要請を延長することは?

福岡県 小川洋知事:

これだけ交通網が発達しておりますので、なかなか難しいだろうと思っています

福岡県は29日に対策本部を開くとしている。

第2波のリスクを防ぐために必要なことは?

Live News it!のスタジオでは…

加藤綾子キャスター:
風間さん、「早くも第2波では?」という心配の声もありますね?

フジテレビ 風間晋解説委員:
日本のどこかで感染事例が発生しているということが、新型コロナウイルスと共に生きるということなのかなと思います。大事なことは、第2波になる前にその兆しを迅速につかんで、相当規模のPCR検査を実施して感染状況を把握し、速やかに隔離したり医療措置をとることだと思います。自治体には、対応のそれぞれの局面について十分な情報公開を求めたいと思いますね

(「Live News it!」5月28日放送分より)