救助に関する高度な知識と専門技術を持つ「特別救助隊」。新潟市の消防署が特別救助隊員の日頃のトレーニングの成果を測る、特別効果測定を実施した。過酷な訓練のテーマは「限界に挑戦」だ。

限界に挑む! 特別救助隊の過酷な訓練

飛田厚史アナウンサー:
特別救助隊の訓練です。重い装備に身を包み、軽快にはしごを上っていきます

新潟市東消防署
新潟市東消防署
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11月18日、新潟市東区の東消防署で行われたのは、特別救助隊員による「特別効果測定」。

現在15人の特別救助隊員が在籍する東消防署。日頃の鍛錬の成果を測るため、年に一度行われる特別効果測定だが、そのテーマは?

新潟市東消防署 特別救助隊 青木源 隊長:
限界に挑戦している

新潟東消防署 特別救助隊 早福光一郎 副隊長:
ホース携行よし。行くぞ

重装備を身に着けてのホース搬送や倒れた人の救助などに隊員が1人で挑む。隊員は軽快に走っているが、防火服を含めて基本装備は合わせて約24kg。ホースも20kgに上る。

飛田厚史アナウンサーが体験
飛田厚史アナウンサーが体験

飛田厚史アナウンサー:
走るとロープが肩に食い込み、痛みを感じます。あのスピードで走れるのは、さすが特別救助隊です

この訓練に初めて挑むのは、2022年4月に東消防署に配属された板垣竜次消防士。

新潟東消防署 特別救助隊 板垣竜次 消防士:
日頃培った技術を精神面・体力面、きつい中でも発揮できるよう頑張る

いよいよ訓練スタート!建物の上部からホースを引っ張り上げ、順調に進めるが、ここからが難所。

ホースを建物の上部へ
ホースを建物の上部へ

夜間の作業を想定し、発電機や投光器などさらに40kgの資機材を追加し、建物の4階まで上る。

仲間の声援に応え、機材を運んだ板垣消防士。要救助者を無事救助し、初の効果測定を終えた。

4階まで機材を運ぶ板垣消防士
4階まで機材を運ぶ板垣消防士

新潟東消防署 特別救助隊 板垣竜次 消防士:
想定したよりも非常に体力的に厳しい訓練になった

自分に厳しく訓練するのは、こんな思いから…

新潟東消防署 特別救助隊 板垣竜次 消防士:
私どもが諦めてしまうと、さらにつらい状況にある市民の方々を救えない。市民の方を思えば、自分がつらい状況にあっても力を振り絞れる

新潟東消防署 特別救助隊 板垣竜次 消防士
新潟東消防署 特別救助隊 板垣竜次 消防士

新潟市東消防署 特別救助隊 青木源 隊長:
火災予防が一番。我々の出動がないのが市民の安全・安心につながる。引き続き、火の用心をお願いします

新潟県内では2022年に入り、9月までに392件の火災が発生。死者は前年の同時期を11人上回る26人に上っていて、県はストーブなどの使用に注意するよう呼びかけている。

(NST新潟総合テレビ)