フラワーパーク特集放送後にたくさんの反響

めざましテレビで4月29日放送したココ調『休園中のフラワーパーク特集』放送後、SNSでは「癒やされた」「涙が止まらなくなった」などのたくさんの反響があった。

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そこで今回は「休園中のフラワーパーク第2弾」としてレジャー施設にご協力いただき、今、まさに見頃を迎えた花々をドローンで撮影した。

さらに全国にあるフラワーパークの職員さんに特別に撮影していただいた最新映像も大公開。今しか見られない奇跡の絶景をたっぷりとお届けする。

約1800平方メートルの広場を埋め尽くす『シャーレーポピー』

まず取材班が訪れたのは、神奈川県横須賀市にある「くりはま花の国」。

東京湾が一望できるバーベキュー場や、約9メートルの巨大なゴジラの滑り台など、大人から子供まで楽しめるこの公園だ。この4月には大型の最新遊具も完成したが、6月30日まで休園の予定で、まだ一度も使われていない。

そんな中、今園内では、紫の花が美しい『アグロステンマ』…

直径3センチほどのキク科の植物『ノースポール』など様々な花が咲き誇るベストシーズンを迎えている。

この公園イチオシの絶景は約1800平方メートルの広場を埋め尽くすように咲く赤やピンクの花、南ヨーロッパ原産の一年草『シャーレーポピー』だ。

100万本のシャーレーポピーが、一斉に咲き誇る様子は、まさに赤の世界。

例年この時期は、1カ月で約6万人もの人が訪れるが、今年は誰もいない風景が広がっている。

こうした状況について担当者は…

広報マネージャー 森田磐一さん:
新型コロナウイルス感染防止のために休園はやむを得ないと…いつ再開してもいいように、我々公園管理運営スタッフは日々がんばっております。この美しい花を見ていただいて少しでも癒されていただければ幸せです

休園中にもスタッフのみなさんが、心を込めて育てたからこそ見られるとても貴重な絶景だ。

赤や黄色など色とりどりに咲く25万球のチューリップ

そして他にも全国のフラワーパークでは今まさに様々なお花がシーズンを迎えている。そこで今回も施設の方に特別に撮影していただいた最新映像を、一挙にご紹介…

まずは、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界を再現した山梨県立フラワーセンター「ハイジの村」。

この『ハイジの村』で5月見頃を迎えたのは赤や黄色など色とりどりに咲く25万球のチューリップ。

まるでアニメの世界に入り込んだかのようなメルヘンチックな光景が広がっている。

21日まで臨時休業の予定だが、公園が再開した時にお客さんに楽しんでもらうため、このチューリップをドライフラワーにしているそうだ。

鮮やかなピンクに染め上げるのは小さく可憐な芝桜

続いては北海道にある『東藻琴芝桜公園』。この時期、公園の名前にもなっている『芝桜』が見頃を迎えている。

誰もいない広大な丘全体を、鮮やかなピンクに染め上げるのは小さく可憐な芝桜。

通常であればこの時期、7万人以上が訪れるこの公園。31日まで臨時休園の予定で、来年こそはこの満開の芝桜を多くの人に見てもらいたいと、スタッフの方たちは現在も公園の整備を進めている。

園内を彩る310品種、約1600本のバラ

続いては開園50周年を迎えた静岡県の『はままつフラワーパーク』。一年を通し、約3000種類の草花を楽しむことができる施設だ。

特に見頃を迎えているのは“花の女王”とも呼ばれるバラ。園内を約310品種、約1600本のバラが咲き誇っている。

このバラを目当てに例年であれば今の時期、1カ月で約8万人もの人たちが訪れるこの公園。

31日まで臨時休園の予定で約2億円の損失が予想されている。

こうした状況に担当者は…

はままつフラワーパーク広報担当 村松祐子さん:
今年は開園50周年を迎える記念の年だったものですから、準備してきたイベントや展示も中止や延期になってしまい本当に残念です。今回テレビ画面からお花のパワーというか元気をお届けできたらいいなと思っています

(めざましテレビ5月20日放送より)

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