めざましテレビからおうちで過ごしている方へ絶景をお届け!
まずは千葉県にある「佐倉ふるさと広場」。
4月上旬には約80万本のチューリップが一面に咲き誇っていたのだが…

新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、やむを得ず全て刈り取ってしまったのだ。
佐倉市産業振興課・向後貴大さん:
本来であればやはりたくさんの方に見ていただきたいという思いで植えさせていただいておりますので苦渋の決断だったと考えております

各地で色とりどりの花が咲き、絶好の観光シーズンを迎えているが、今年は多くの施設が臨時休園。せっかく花が咲いても見に行けない状況が続いている。
国営国営武蔵丘陵森林公園・髙田雅代さん:
一番の見頃のピークのときに休園になってしまったのはスタッフ一同残念なところではあります…

そこで!関東近郊で休園中のレジャー施設にご協力いただき、今、まさに見頃を迎えた花々をドローンで撮影!
さらに全国のフラワーパークの方が今回特別に撮影してくれた最新映像も大公開!
今しか見られない奇跡の絶景をお届けする!

まずやってきたのは、国営ひたち海浜公園。
コチラの施設も新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面の間休園となっています。
広大な敷地で遊園地やサイクリングなど様々なアトラクションが楽しめるこの公園。 本来であればこの時期、ひと月でおよそ90万人が訪れる人気スポット。
その理由がこちら!

見晴らしのいい丘全体を青一色に染める絶景は、まさに青の絨毯。空と丘の境界線が分からなくなるほど幻想的。
この小さな青い花は北アメリカ原産の一年草、ネモフィラ。日本最大級の530万本ものネモフィラが一斉に咲き、この時期限定の“青の世界”を生み出している。

例年は多い日で1日に10万人以上が訪れるこの公園だが…
今年は誰もいない超貴重な風景となっている

国営ひたち海浜公園 広報・尾沢彰係長:
11月の末に種まきをしてそこから育ててきたお花ですので公園に来て見ていただけないのは非常に残念なんですけれど、お家でこの花畑の風景をお楽しみいただければと思います

そして他にも全国のフラワーパークでは今まさに様々なお花がシーズンを迎えている!
そこで今回は施設の方に特別に撮影していただいた最新映像を一挙にご紹介!
山口県柳井市にある「やまぐちフラワーランド」ではルピナスやワスレナグサなど、約100品種12万本の花が満開に!

そしてここのシンボルとなっているのが…
24台のゴンドラに2000本以上の花が積まれた人は乗れない花専用の観覧車、通称「花くるりん」。全国でもここにしかないユニークな施設となっている。

今回の臨時休園により約450万円の減収が予測されているが、多くのお客さんたちから励ましのメッセージが届き、勇気付けられているという。

そして、兵庫県の「淡路島 国営明石海峡公園」では南アフリカ原産の一年草、リビングストンデージーが満開!色とりどりにおよそ1万5000株が一斉に咲き誇っている。

この花は、日が当たると花が開く性質で、夜の間や雨や曇りの日などは花が閉じてしまうのだそう!

そして栃木県の「あしかがフラワーパーク」はドローンで撮影。
今回、休園中だからこそ撮れた映像が…

今、まさに見頃を迎えた早咲きの“うす紅藤”。藤棚をピンク一色に染めあげている。
例年ならこの時期、ひと月で約70万人が訪れるため、ドローンでの撮影は不可能。今しか見られない貴重な映像を撮影できた。

続いては埼玉県にある「国営武蔵丘陵森林公園」。
園内にはアスレチックや日本一大きなエアートランポリンなど、子どもたちにも大人気の様々なアトラクションがあり、例年、ゴールデンウィーク期間中には約18万人が訪れる。
この時期限定の超絶景がこちら!

木に囲まれた広場一面を覆い尽くすのは、約70万本のアイスランドポピー。
黄色やオレンジ、白にピンクと、目の前の視界全てが花でいっぱいになる光景が広がる。
国営国営武蔵丘陵森林公園・髙田雅代さん:
この時期にお客様がいないっていうことはないので、こんな景色を見ることは私たちでさえもないのでとても珍しいですね

自粛中の今だからこそ見られる、超貴重な絶景をたっぷりとご覧ください!

そして、こんな時期にも関わらず美しい花が育っているのは休園中にも樹木や草花の管理を続けるスタッフの方たちのおかげ。
皆さん、本当にありがとうございます。
(めざましテレビ4月29日放送より)