速水けんたろうさん 感染経過語る

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「だんご三兄弟」などで知られる歌手の速水けんたろうさん(58)が新型コロナ感染症にかかったが5月4日に退院、その苦しい症状や経過などについて語ってくれた。

最初の異変は激しい痛みだったという。

速水けんたろうさん:
体がすごく痛かったというのが最初でした、症状としては。特に腰がもう激痛で、なんだこの痛みはというぐらい痛くて、まともに全然立っていられなかったですね。

その後、38度の発熱が3日ほど続き医療機関を受診。PCR検査の結果、自身のほか、妻や次男も陽性であることが判明し、夫婦で入院した。

速水けんたろうさん:
家内の方が入院中もずっと高熱が続いていて、酸素吸入器を2人ともつけていたんですけれども、僕の方は4~5日目くらいまではちょっと悪化していく方向だったので、アビガンを投入しようということになって、翌日かその次くらいにはもう平熱に向かいましたね。効き目がすごく早くて。

予防対策を徹底していたのに…

マスクの着用など予防には気をつけていたということで、感染ルートについては思い当たる点はないという。

速水けんたろうさん:
うちはとにかく家内が毎日うるさいぐらいに除菌、除菌といっていましたし、玄関に除菌のスプレーが置いてあって、帰って玄関を開けるとそのスプレーを持ってもう一度外に出てスプレーをふきかけて中に入る、というようなことをしていました。

徹底していたはずの予防対策。それでも感染を防ぐことはできなかった

速水けんたろうさん:
改めて思うのは気をつけすぎということはないのかなと、今回実感した。

たんぽぽ・白鳥さん「人との接触避けて」

同じく新型コロナウイルスに感染し、すでに健康観察を終えている、お笑いコンビたんぽぽの白鳥久美子さんは、自身の体験を視聴者に参考にしてもらいたいと、レギュラーを務める地元・福島県の情報番組にビデオメッセージを寄せた。

たんぽぽ・白鳥久美子:
私がコロナにかかって一番最初に出た症状が嗅覚障害だったのですが、一番驚いたのがカレーを食べたときにスパイスの香りがまったくしなかったんですね。その時に強く自分がもしかしたら感染しているかもしれないって疑うようになりました。
やっぱり家の中でできるだけ人との接触を避けながら過ごすっていうのが一番の感染予防になるんじゃないかなと。

(「Live News it!」5月11日放送)