5月6日は何の日かご存じだろうか?語呂合わせで「5(コ)6(ロ)ッケ」の日。一般社団法人の日本記念日協会で認定されている。

実は、福井はコロッケの年間消費額で3年連続トップ。なぜ福井はコロッケの消費が多いのか、その県民性を探った。

「手軽でおなかいっぱい」消費額は全国平均の1.7倍

「コロッケの日」は香川県の冷凍食品メーカーが定めたとされ、庶民の味方として親しまれるコロッケを春の行楽シーズンに食べてもらいたい、との願いが込められている。

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街で聞いてみると、まだこの記念日の認知度は低いようだが、コロッケは家計の強い味方という声もあった。

福井県民:
コロッケは一番手軽。食べやすいし、おなかいっぱいになる。1個でご飯をたくさん食べられる。

コロッケは明治時代、文明開化の中で日本に伝えられた西洋料理の1つ。大正から昭和初期にかけ、洋食が庶民の食卓に広く普及した。

コロッケは今やトンカツ、カレーライスと並ぶ日本の三大洋食の1つに数えられる。

そんなコロッケだが、総務省統計局の家計調査(都道府県庁所在市及び政令指定都市)によると、福井市の世帯あたりの年間消費額は、3年連続で1位となっている。

最新データでは全国平均の約1.7倍。福井県民は、日本一コロッケを食べていると言える。

カボチャやカニクリームも人気

5月6日「コロッケの日」に福井市内のスーパーを取材すると、売り場にはコロッケがズラリと並んでいた。

コロッケの日を強調するポップが置かれ、いつも以上にコロッケをアピールし、定番のジャガイモをはじめ、カボチャやカニクリームなど多様な種類を用意。朝から多くの客が買い求めていた。

ーーコロッケは買う?

購入者の女性A:
仕事が遅くなったら買う

購入者の女性B:
昔は手作りしていたが、最近は買ってばかり

仕事で料理に時間をかけらない

しかし、なぜ福井ではコロッケの消費量が多いのか。その要因の1つに「共働き率」の高さがあげられる。

5年に1度実施される総務省統計局の「就業構造基本調査」によると、夫婦共働き世帯率のトップは福井県だ。その率は60%。5組に3組の夫婦が共働きで、全国平均より11.2ポイント高い。

仕事の時間が長く、料理にあまり時間をかけらない人が多く、調理済みのコロッケの売り上げが高いという背景がある。

平和堂 食品店長・下嶋裕也さん:
福井ではコロッケなどのお総菜がよく売れるし、種類は年々増えている。主婦がお総菜を使い家事の時間を短縮したり、生活に合わせて食卓をつくっていると思う

福井ではコロッケだけでなく、カツレツや天ぷらなどの総菜の消費額も全国1位。食卓に多くの総菜が並ぶのが当たり前の光景となっている。

共働き世帯の多い福井にとって、総菜は強い味方。きょうも福井の食卓には、おいしく調理されたコロッケなどが並ぶ。

(福井テレビ)

福井テレビ
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