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路面凍結の危険性 都心では日陰や横断歩道に注意!

雪に慣れていない名古屋。都心部では少しでも雪が降ると、路面が凍るなどしてスリップ事故が相次ぐ。車も歩行者もトラブルを防ぐため、「路面凍結」について調べた。

路面凍結がどれだけ危険なのかがわかる、JAFの実験映像などをお借りした。

時速40キロで急ブレーキをかけ、路面によって止まるまでの距離を計測。濡れた路面では約11mだったのに対し、雪で踏み固められた路面で20m、凍結した路面ではなんと80m以上もかかった。

さらに、濡れた路面と同じように見えるが、同時にブレーキをかけても上は全く止まる気配がない。これが「ブラックアイスバーン」だ。

止まるまでの距離は、濡れた路面の約6倍もかかってしまうとのこと。夜間では判断がつきにくくなるので、更なる注意が必要だ。

路面凍結の危険は都心にも潜んでいる。

2018年1月、名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング」の裏側。日陰で、道路がスケート場のように凍っていた。

この時は、寒波が襲来して都心でもあちこちが路面凍結し、小さな歩幅で歩く人も見受けられた。その中で特に注意が必要なのが横断歩道だ。

名古屋市消防局によると、この時は6日間で319人が凍結路面にかかわる事故などで救急搬送されている。

車の路面の凍結対策 おすすめは布製のチェーン

路面の凍結対策について、名古屋市港区の「スーパーオートバックス名古屋ベイ」で聞いた。

担当者:
スタッドレスタイヤについては先週と比較して約1.5倍、チェーンに関しては約2倍の売れ行きとなっています

路面の凍結対策には主に、金属やゴムなどを使ったチェーンに…。

雪に滑らないゴムを使ったスタッドレスタイヤの2つのパターンがある。

売場のお客さんは「取り付けのしやすいもの」を購入のポイントに挙げていた。

そんな人におすすめの商品が、「AutoSock」という布製で取り付けも簡単なチェーン。

北欧・ノルウェーで生まれた商品で、中には布のカバーのようなものがある。簡単に取り付けられるということなので、タイヤチェーンを付けたことがない記者が実践してみた。

まずは、オートソックを駆動輪のタイヤに半分かぶせる。その後、車を半回転だけ進めて、さらにもう半分をかぶせれば完成。

一般的なチェーンは取り付けに20分くらいかかるが、こちらはなんと約2分30秒で完了。

特殊な布の起毛が雪や氷の面をしっかり捉え、発進・停車のグリップ力を上げてくれるとのこと。必ず駆動輪に取り付け、50キロ以下の走行を遵守することが必要だ。

走行中も静かで快適。また、軽量かつコンパクトで場所をとらないのもポイント。

取材した店では1万448円~(※タイヤサイズにより変動)で、毎年品切れになるほどの人気だという。

着脱のしやすさなどから、JAFなども緊急脱出用にこの製品に近い布製のものを使っているといい、街乗りの人が緊急用として備えるのにおすすめとのこと。

急な雪や路面凍結の際に持っておきたい「コロバンド」

雪があまり降らない地域の方は、使用機会の少ない「冬用の靴」を購入するのは少しハードルが高い。そこで、東急ハンズ名古屋店で靴の補修用品を担当する山本さんがすすめるのが「コロバンド」という商品。

輪の中につま先を入れて、バンドをかかとに掛けるだけで装着でき、スニーカーやビジネス用の皮靴などでも使える。

大型のスパイクピンが氷や雪に食い込み、滑り止めになる。つま先など広範囲が接地面に触れるので、グリップ力が高いのも特徴。

サイズはLとMの2種類で1870円。東急ハンズ名古屋店7階などで販売している。

(東海テレビ)