コロナ助成金を受給していたことを巡り、内閣官房参与を辞任した石原伸晃氏が23日、助成金受給発覚後、初めて記者団の前に姿を見せた。
石原伸晃氏は23日、自身が会長を務めていた派閥の会合に出席した。
終了後、記者団の取材に対し、「今日は正式に派閥を引き継いだ」「長い間お世話になった」と語った。
一方で、記者団から「雇用調整助成金についての説明は」と質問されたが、何も答えることなく、その場を後にした。
石原氏は、自身が代表を務める選挙区支部が雇用調整助成金およそ60万円を受給していたことに対する批判を受け、10日に内閣官房参与を辞任している。
石原氏が姿を現すのは、8日に助成金受給が発覚後、初めて。