新型コロナウイルスの第5波に見舞われている山陰地方。ワクチン接種が進む一方で感染確認が続いている。
山陰地方でもデルタ株が猛威を振るう中、ウイルスに負けないために、実りの秋にあわせて免疫力アップでコロナに負けない体づくりを探った。

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今が旬のサツマイモがおすすめ

島根県立大学 看護栄養学部・今中美栄教授:
細菌・ウイルスに打ち勝つ力を、私達は1人1人自然に持っている。その力を保つことが大事

ウイルスに打ち勝つ力、それは免疫力。
体内に入ってきたウイルスを、白血球や免疫細胞のひとつ、マクロファージが食べて体を守る力。季節の変わり目の今、免疫力を高めるには体を温めることが重要だという。

島根県立大学 看護栄養学部・今中美栄教授:
炭水化物・デンプン糖質と言われるものが大事。ゆっくりと体を温める働きがあるのが炭水化物(デンプン)。免疫力をあげるには炭水化物が必須

そこで、今が旬のサツマイモをうまく使うのがおすすめだという。
定番の天ぷら。サツマイモは食物繊維も豊富。腸を掃除して栄養の吸収を助ける効果も。

素揚げしたサツマイモにはちみつで、ミネラルとビタミンをプラスできる。スイーツとして楽しみたい人は、アイスクリームに蒸したサツマイモをトッピングするだけでOK。

体を温め、免疫力アップに欠かせない炭水化物。一日の食事に、ご飯3杯と芋一つを取り入れるのが望ましいと今中教授は話す。

新陳代謝を促し体を温めることが大切

さらに季節の果物でビタミンも。中でもプルーンは、血流をよくするアントシアニンや鉄分が豊富に含まれるため、皮ごと食べるのがおすすめだという。

島根県立大学 看護栄養学部・今中美栄教授:
秋口は季節の変わり目で、気温変化に体が馴染まないので、その時にいかに体を上手に新陳代謝を促して温めるかが大事かなと思います

(TSKさんいん中央テレビ)

TSKさんいん中央テレビ
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