ミュージカルの金字塔を実写映画化

映画『キャッツ』のチャリティー試写会が1月20日に東京・有楽町で行われ、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが出席された。

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天皇ご一家は、トム・フーパー監督(47)と主演のフランチェスカ・ヘイワードさん…

主人公の白猫、ヴィクトリアの吹き替え声優を務めた女優の葵わかなさん(21)と共に鑑賞された。

映画は、世界中で愛され続けているミュージカルの金字塔を実写化したもの。

葵わかなさんやフーパー監督は、両陛下と愛子さまを出迎えて握手を交わし、上映前には両陛下が笑顔で談笑される姿も見受けられた。

「ロイヤルキャットの写真を拝見した」陛下と学生時代の思い出話も

上映終了後、キャスト陣はインタビューで試写会の様子を明かした。

トム・フーパー監督:
今回の上映を陛下の隣に座ってみることができて、大変光栄でした。そして、作品の上映が終わった時に「素晴らしかった。非常に楽しんだ」とおっしゃってくださいまして、とても謙虚な気持ちになりました

トム・フーパー監督:
陛下は、1984年にニューロンドンシアターで上映中のキャッツをご覧になったという話もしてくださいました。オックスフォード大学の学生だった時に見に行かれたと。「この作品を見て、その記憶がよみがえった」ということも言っておられました。私もオックスフォード大学でしたので、その思い出話などもしました

フランチェスカ・ヘイワード:
両陛下は、撮影中の私の個人的な体験に興味を持たれていました。「本格的に歌を歌ったことはあったのか」と聞かれたので、歌ったことはないと答えました

また、両陛下と愛子さまは映画にちなんみ、ネコについて葵わかなさんらと親しく懇談された。

葵わかな:
いまネコを飼われているとおっしゃっていて

葵わかな:
フランチェスカさんもネコが好きで、私もネコが大好きで、みんなでネコの話をして楽しく盛り上がりました

フランチェスカ・ヘイワード:
お互いにネコが好きという話もしましたし、「ロンドンで両陛下をお迎えすることができれば良いと思っている」という話もしました

トム・フーパー監督:
愛子さまが飼っていらっしゃるネコの写真、ロイヤルキャットの写真を持ってきて見せてくださったのは素晴らしいことでした

こちらは、愛子さまが15歳の誕生日の際に公開されたネコとの写真。名前は「セブン」という。愛子さまは、葵わかなさんたちにこのセブンとの写真をお見せになったのかもしれない。

映画『キャッツ』は1月24日に公開。

(「めざましテレビ」1月21日放送分より)