最高のバースデー!大好きなものに囲まれた反応が可愛すぎる
心の底から大好きなもの、と言われてあなたは何を思い浮かべるだろうか。
今、3歳の誕生日にそんな「大好きなもの」をプレゼントされた男の子の写真が投稿され、そのかわいらしすぎる姿に祝福の嵐が巻き起こっているのだ。
「旧式の扇風機が大好きな息子。 扇風機を見た途端に、うれしさのあまり泣きだした。 ほんっと愛しさしかない息子よ、生まれてきてくれてありがとう」

投稿したのは、Twitterユーザーのなみそ さん(@omochi_nam01)さん。
息子さんの3歳を祝うバースデーケーキに描かれているのは…「仮面ライダーゼロワン」の顔と、扇風機??
何ともシュールな組み合わせだが、このケーキを見た息子さんは号泣!
人気ヒーローが好きな男の子は多いと思うが、今回の嬉し泣きのワケはそうではない。
息子さんは「旧式の扇風機が大好き」だというのだ。
そして、SNSならではの力が発揮されたのはここから。
“扇風機ケーキ”に両手で顔を覆って嬉し泣きする姿に心を奪われたTwitterユーザーからは「誕生日おめでとう!」と大量の祝福コメントが寄せられるとともに「うちの扇風機がこちらです、お納めください」「これも気に入ってくれるかな」と、大量の扇風機の画像や動画が寄せられるお祭り状態に。
さらに、まさに好みにぴったりの「旧型扇風機のオモチャ」の情報も寄せられたのだ。
この情報に「光の速さで注文しました」という母から後日プレゼントされると…

またしても小さな両手で顔を覆い、テーブルに突っ伏す最高のリアクションで喜びを表現してくれた。
この可愛らしすぎる一連の投稿に、バースデーケーキの写真には13万件を超える「いいね」がついた。
3歳といえば色々なものに興味を示し出すお年頃だが、一体、扇風機のどのあたりに心を掴まれてしまったのだろうか?母のなみそさんにお話を聞いてみた。
「赤ちゃんの頃から扇風機大好きでした」
――ズバリ、息子さんがハマってしまった扇風機の魅力とは?
息子は、バチンバチン鳴る四角のボタン、そして透明な羽に銀色の枠...全てが好きなんだと思います。
――扇風機好きになったきっかけは?
とにかく赤ちゃんの頃からグルグル回るものが大好きで、さらに「扇風機」という言葉の響きが好きだったのでしょうか... 気付けば扇風機のトリコになってましたね。
――扇風機ならなんでも大好き?
扇風機は旧型のものが特に好きです!羽がないタイプのものは扇風機として認識していません。羽がない扇風機には興味がありませんもの(笑)
――扇風機の他に興味があるものは?
扇風機の他は、室外機ですね。 遊園地に行っても、遊園地にあった大型の室外機の事を気に入ってしまい、2時間程動かず何にも乗らず帰った事があります(笑)
「扇風機の全てが好き」という愛に満ちた回答だったが、実はこの扇風機好きは赤ちゃんのころからだったそう。
赤ちゃんといえば確かに、ベビーベッドに吊るすモビールなどのクルクル回るものが好きなイメージがあるが、息子さんの場合はそれよりはるかに動体視力が鍛えられそうな扇風機や室外機にいつのまにかハマっていた、とのこと。
旧型扇風機が描かれたバースデーケーキはお店にオーダーした特別製。
「ケーキ屋さんから扇風機を描いたのは初めてと言われました」というケーキは、切り分けようとしたところ息子さんの逆鱗に触れてしまったようで「ブチ切れられました(笑)」と教えてくれた。

テレビを見る時も膝に乗せている
――オモチャの扇風機、どのように遊んでいる?
稼働させてウフフ...と言って愛でたり、テレビを見る時も膝に乗せて、扇風機にもテレビを見せたりしてます。
ちなみに、息子さんの中にはこだわりがあるそうで、「プラスチックではなく、シルバーの重い素材の古いデザインの物が特に好き」ということで旧型のものが特に大好きとのこと。
自宅にある扇風機は「縦型で外側から羽が見えないタイプ」ということで、ずっと眺めていられる好みぴったりの“マイ扇風機”をプレゼントされた喜びが伝わってくる。
ちなみに、このミニサイズの扇風機は、タカラトミーアーツから発売されている、昭和時代の人気家電をモチーフにした「ザ・昭和シリーズ」の「昭和扇風機」。
USBケーブルをパソコンなどにつないで実際に動かせるだけでなく、懐かしの「首振り機能」なども搭載されており、大人から見れば「懐かしい!」という気持ちになるオモチャだ。
――Twitterでたくさんの情報が寄せられましたが…
皆さんから扇風機の写真や動画を添付してもらって、色んな型の現役扇風機を息子と見ました! やさしい世界...と嬉しい気持ちになりましたね。

寄せられたたくさんの動画や写真は全て息子さんの元に届いたようで、「すごいねー かっこいいねー! 回っとーねー!!!」ととても喜んでいたそう。
投稿から生まれた“優しい世界”。
今後、どんなものに興味を持って、また最高のリアクションを見せてくれるのか楽しみだ。
