ひきこもりへの理解を深め、支援の輪を広げてもらおうと、ひきこもりの経験者を招いた講演会が宮崎市で行われました。
(ひきこもりを経験した女性)
「生きていることと、死ぬことの間をさまよい続けている感じでした」
会場には不登校やひきこもりの子供を持つ家族など、約110人が参加しました。講演では10年以上ひきこもりを経験した40代の女性が、社会とつながり始めた今も抱える不安な心境を明かしました。
(ひきこもりを経験した女性)
「私はひきこもりを脱したという自覚はまったくなく、明日にでもひきこもりに戻ってしまうかもしれないなと思いながら話している」
また、児童精神科医として子供の居場所づくりに取り組む三好 良英さんも登壇し、家族などが支援にあたる際の心構えを伝えました。
(みよしクリニック三好 良英院長)
「「部屋から出られた」「家族と話せた」。小さなポイントですが、小さな肯定感を重ねていきましょう」
宮崎市の調査によりますと、去年2月時点で確認された市内のひきこもり世帯は137世帯ですが、周囲に相談できず潜在化しているケースもあるとみられています。
市では専門の相談窓口を設けていて、「一人で悩まず気軽に相談してほしい」としています。
