“福岡県議会のドン”と言われ、福岡県政界に大きな影響力を及ぼしてきた蔵内勇夫前議長が5日午前、福岡市内で記者会見を開きます。
8月に議員辞職して以来、公の場に姿を現すのは約2カ月半ぶりとなります。
TNCでは会見のもようを5日午前11時15分から特別番組「速報 蔵内前議長記者会見」でお伝えするほか、「報道ワイド 記者のチカラ」を拡大して午後3時45分からお送りします。
会見のポイントをまとめました。
議長・副議長ポストめぐる金銭授受疑惑
7月に吉松源昭県議が自らの議長就任にあたり蔵内氏など自民党県議団の幹部らに金銭を支払ったと証言したのを始め、自民党の江藤秀之県議、樋口明県議、民主系会派に所属していた新村雅彦元県議が議長や副議長ポストをめぐり金銭を支払ったり渡したりしたことを実名で証言しています。
蔵内氏は疑惑に対し一貫して否定し、新村元県議の証言には「議会人事に関して金銭の授受を行ったことは一切ありません」「私の名誉を棄損する発言ですので、会見内容を精査した上で、関係者とも協議し、必要となれば断固として法的措置を講じる所存です」と文書でコメントしています。
改めてどのように反論、釈明するのか焦点です。
ワンヘルス事業をめぐる巨額予算
蔵内氏がライフワークとして主導してきたワンヘルス事業をめぐっては、県の関連予算がこれまでの5年間で当初59億円とされていたのが、70倍以上の4378億円に上ることが判明しました。
事業は妥当だったのか、現場に過度な忖度は強いていなかったのかなど、説明が求められます。
高額とされる海外視察
県や県議会の海外視察をめぐっては多額の公費が使われ、その内容や効果などが疑問視されているほか、旅行会社への発注についても後から契約変更を繰り返していた実態が明らかになり、不透明だとして問題視されています。
こうした海外視察の経緯や手配方法などについて説明が求められます。
議員辞職の理由
8月に議員辞職した際に「議会の混乱をさけるため」というコメントは出しましたが、具体的な理由は示さずに議会から姿を消しました。
当時は議会のトップである議長職であり、なぜ突然議員辞職に至ったのか、どのように説明するか注目されます。
