11月3日に始まった侍ジャパンの宮崎秋季キャンプには、多くのファンが詰めかけています。経済効果は業種によって違いが出ているようです。
(早瀬純哉記者)
「ひなたサンマリンスタジアムの外にいます。平日ではあるんですが、あちらをみてみますと、選手たちが出てくるのを待つ大勢のファンがいます」
2009年のWBCの事前合宿から始まり、11回目となる侍ジャパンの宮崎キャンプ。今回は、11月12日に開幕するアジアプロ野球チャンピオンシップに向けた合宿です。
(宮崎県スポーツランド推進課・田中成尚さん)
「前回に比べて、多くのお客様に来ていただけるという風に思っている」
初日の11月3日は、およそ1万3000人が訪れました。
(宮崎県スポーツランド推進課・田中成尚さん)
「特に県外から宿泊を伴って来ていただいたりというのがあるので、経済効果として現れる部分もある」
会場に来ていたファンに宮崎での消費額を聞きました。
(千葉から)
「都城市で千葉ロッテマリーンズのキャンプがあったので、きょう、そのオフ日なので(来た)1日から来ているので4日間います。今回、宮崎復興割(九州ふっこう応援割)を利用しているのでホテル代とかもあわせて3〜4万円」
(福岡から)
「きのう来て、5泊します。ホテルと旅費とその他いろいろ考えて15万円くらい」
(愛媛から)
「全部で泊まりもあるから、今度またフェリー代もあるから約10万円くらい」
(福岡から)
「日帰りです。グッズとか買ったので5万くらいです」
あわせて10組に聞いたところ、ファンは東京や名古屋、福岡、鹿児島などから来ていて、宿泊、交通費、食事など、使った額の平均は1組あたりおよそ7万3000円になりました。
効果は飲食店にも表れています。宮崎市の焼肉店「伊勢舌」では、3年前のオープン当初から侍ジャパンの選手たちが訪れ、ファンに知られるようになりました。
(伊勢舌・伊勢隆司代表取締役)
「「(選手たちは)どんなお肉を頼まれましたか」というのはすごく聞かれます。今回侍ジャパンが来たことで、1.5倍くらい日頃より売り上げが伸びています。ありがたいですよね。本当」
週末には練習試合も控えていて、経済効果への期待が増しています。
飲食への消費など確かな恩恵が見られる一方で、UMKが宮崎市のホテル7社に確認すると、「例年に比べて宿泊客が増えた」と感じているホテルは1社にとどまりました。また、宮崎空港付近のレンタカー会社3社によると、いまの時点では「普段とあまりかわらない」とのことでした。キャンプは11月9日まで行われます。
