2026年の夏は鹿児島県内で過去最高となる39.2℃を観測するなど暑い日が続きました。
鹿児島市では2026年の県内の熱中症の発生状況について振り返る会議が開かれ、患者数などが報告されました。
会議には県や鹿児島市の医師会など27団体47人が参加しました。
鹿児島は2025年までの5年間の平均で、人口10万人あたりの熱中症搬送者数が全国1位となっていて、会議では熱中症患者の数を減らそうと、2026年5月以降、参加団体が取り組みを進めてきました。
鹿児島市消防局 救急課・笹平拓郎課長
「鹿児島県、鹿児島市においては減少傾向となっています」
2026年の夏は肝付町前田で県内最高となる39.2℃を観測するなど、17地点で最高気温を記録する暑い夏になりましたが、4日の会議では県内の熱中症の救急搬送者が2025年より減少したことが共有されました。
6月~9月にかけての熱中症警戒アラートの発表が2025年が55回、2026年は50回と少なかったことが主な要因です。
一方で、2026年の5月~9月の熱中症の死者は5人と、2025年より3人増えました。
死亡したのはいずれも高齢者で、単独での農作業中や家でエアコンを使用していなかったケースもあったということです。
鹿児島市立病院 救命救急センター・吉原秀明センター長
「来年に向けての課題や方策を抽出しやすくなる。情報共有の会議は今後とも続けていくべき」
会議は2027年も開かれる予定で、暑さに体を慣れさせる暑熱順化の認知度向上に取り組んで行くことなどを確認しました。
