東北大学などが行った、目の健康状態と運転技術などの関係性を明らかにする実証実験で、白内障の症状がある人は運転中に急ブレーキをかける頻度が高いことが分かりました。
これは京都市で開催された日本臨床眼科学会で、東北大学が発表したものです。
東北大学病院眼科 津田聡准教授
「白内障群では急ブレーキの頻度が有意に高い結果となった。急発進頻度は低い傾向があった」
東北大学などは2年前、富谷市の職員およそ100人を対象に目の健康状態と運転中の動作の関係性を調べる実証実験を行っていました。
その結果、白内障の症状がある人は、ない人に比べて急ブレーキの頻度がおよそ1.5倍高くなっていることが分かりました。
こうした実験結果から、東北大学は運転の変化から白内障の兆候を早めに捉え、早期の受診を促すことにつなげられる可能性があると、期待を寄せています。
東北大学病院眼科 津田聡准教授
「実際に運転挙動の変化が起こっていたとしても、ご自身で気づいていないことが多いので、事前にアラートをかけて本人に気づいてもらうことによって、早期に病気の発症を予測する。それと交通安全の面で、事故を減らすことが期待できる」
