島根県松江市の3つの小学校で約300人の児童と教職員が体調不良を訴えていた問題で、松江市は30日、給食で提供された魚料理による集団食中毒であることを明らかにしました。
30日夜に会見を開いた市は、その後の保健所の調査で、給食メニューのうちの「はまちの柚子胡椒焼き」からアレルギーのような症状を引き起こす「ヒスタミン」が検出されたことからこの魚料理を原因とする集団食中毒と断定されたことを明らかにしました。
この問題では、29日に松江市の東出雲学校給食センターで調理された給食を食べた東出雲町内の3つの小学校の児童・教職員あわせて293人が体調不良を訴え、このうち児童10人が搬送されました。
また同じ給食を食べた東出雲中学校の生徒と給食センターの調理員も症状を訴えていることが新たに分かり、食中毒による患者はあわせて307人となりました。
ヒスタミンは、ハマチなど赤身魚を常温で保管した場合などに増え加熱しても分解されにくいということです。
市は、発生した詳しい原因については調査中だとしたうえで、東出雲学校給食センターの食材の管理や調理工程に問題はなかったとしていますが、10月30日から11月3日まで5日間の営業停止としました。
