松江市の3つの小学校で、29日、300人近い児童と教職員が体調不良を訴えた原因について、市の教育委員会は「ヒスタミン」による集団食中毒だったと発表しました。
給食で提供された「はまちの柚子胡椒焼き」から「ヒスタミン」が検出されたということです。
原因を調査した松江保健所は、給食を原因とする集団食中毒と断定し、給食を調理した東出雲学校給食センターに30日から11月3日まで5日間の営業停止を命じました。
同じ給食を食べた東出雲中学校の生徒6人と給食センターの調理員8人も症状を訴えていることが新たに分かり、食中毒による患者はあわせて307人となりました。
救急搬送され、入院した児童2人はすでに退院し、すべての患者が快方に向かっているということです。
ヒスタミンは、赤身の魚を常温で長時間保管した場合などに増え、多く含んだ食べ物を食べると口の周りが赤くなったり、じんましんや熱が出たりする症状があるということです。
市教委は、ヒスタミンが発生した詳しい原因については調査中としたうえで、当日の調理の工程に問題はなかったとしています。
