北海道北部のJR宗谷線で10月30日夜、特急列車がクマと衝突した事故で、JR北海道は31日、先頭車両の車輪が脱線していたと発表しました。この事故の影響で、宗谷線は音威子府~稚内間で31日の終日運転見合わせが決まりました。
JR北海道によりますと、30日午後10時50分ごろ、宗谷線の天塩中川駅(北海道中川町)と問寒別駅(北海道幌延町)の間で、旭川発稚内行きの特急サロベツ3号(4両編成)がクマと衝突しました。
夜間だったため当初は現場の確認ができませず、夜が明けた31日午前6時30分ごろからハンター同行のもとで調査を行ったところ、車両の下にクマを巻き込んでいるのが見つかり、先頭車両の1軸目の車輪が進行方向右側に脱線していることが確認されました。
乗客・乗務員にけがはなく、現場に留まっていた乗客32人はタクシーで目的地へ向かいました。
この脱線事故の影響で、JR宗谷線は以下の区間で影響が出ています。
・音威子府~稚内間:始発から終日運転見合わせ
・音威子府~名寄間:一部列車が運休
11月1日以降の運行計画については決まり次第発表される予定です。
JR北海道は電話がつながりにくい場合があるとして、公式ウェブサイトの列車運行情報を確認するよう呼びかけています。
