目の前に広がるのは秋の絶景、紅葉。
栃木・那須塩原市のスキー場で、色づいた紅葉をゴンドラから見下ろす空中散歩が人気となっています。
ゴンドラに乗った観光客を待っていたのは山頂から眺める雄大な景色。
今シーズンのゴンドラの運行は11月8日までで、この絶景が楽しめるのもあとわずかです。
しかし、深まりゆく秋から季節は一気に冬へと移り変わろうとしています。
27日朝の北海道。
今シーズン2番目の寒さとなった札幌の街は、早くも冬の装いで歩く人の姿が見られました。
27日夜から28日にかけて強い寒気が襲来する北日本に台風並みの暴風が吹き荒れる恐れがあり、市街地でも積雪となる可能性が高まっています。
北海道民からは「寒い、急に寒くなった。寒がりだから…。(道民なのに)そうですね」「厚着してきた。手袋と冬用の上着」といった声が聞かれました。
札幌市内で、寒空の下に連日、多くの人でにぎわっているのが「さっぽろ焼き芋テラス」です。
黄金色の輝く焼き芋やサツマイモの甘さが引き立つパフェなど、北海道内外から集まった名店の味が楽しめるイベントです。
寒さの中でのイベントに来場者は「ちゃんと備えてカイロ持って来た」「もう(寒さ対策は)万全。北海道の人は」と寒さ対策もばっちりです。
急ピッチに冬が迫る中、暖房に欠かせない灯油の高騰が止まりません。
取材班が訪れたのは札幌市内のガソリンスタンド。
現在、灯油を1年前と比べて20円ほど高い1リットル149円で販売しています。
地元住民からは、「これ以上(値段)上がらないでほしいかなというのが正直なところ。(灯油代高いので)いつもならストーブをたいちゃう温度でも我慢して部屋の中で厚着しているのが現状ですね」といった悲鳴が聞かれました。
最新の北海道内の灯油の配達価格は、1リットル当たり158.8円と過去最高を更新しました。
中和石油・小原隆宏取締役本部長:
私たちも苦しい状況。できる限り安い灯油をお客さまに届けるため今は149円にとどめている。高値はこの状況のまま進む感じ。
一方、遠く離れた東京では平年を上回る暖かさとなりました。
東京・渋谷区で行われていたのはフランス・パリののみの市を代官山に再現したイベント。
平日ですが多くの人でにぎわっています。
アンティークの雑貨や家具、古着などを扱う店が全国から一堂に会し、来場者はここでしか巡り合えない逸品との出合いを楽しんでいました。
来場者からは「いろんな色や質感のボタン。リメークする時に使えたらと思い購入した」「今度、子供が七五三なのできれいに飾れる写真立てを探しに来た」という声が聞かれました。
27日の東京都心では最高気温が22.1℃まで上がり、最低気温との寒暖差は約7℃と大きく、服装選びが難しい1日となりました。
すっかり秋が深まる中、28日は爆弾低気圧の発達により東京では冬の到来を告げる木枯らし1号が吹く可能性があります。
東京で10月に木枯らし1号が吹けば9年ぶりとなります。
さらに、関東の山間部では雪も降る予想が出るなど、季節は秋から冬へと移り変わろうとしています。
