大阪府内ではクマの目撃情報がことし9月までの半年間で15件にのぼっています。
去年と同じペースで確認されていることから、大阪府が注意を呼びかけています。
大阪府が提供した動画には、森の中をカメラに向かって、一頭のクマが歩いている様子が映っています。
ことし7月、大阪府能勢町に設置されたセンサーカメラが捉えたもので、成獣だということです。
大阪府内ではことし4~9月までの半年間で15件のクマの目撃情報が寄せられていて、過去最多となった去年とほぼ同じぺースで出没が確認されています。
(豊能町8件、能勢町5件、島本町1件、高槻市1件)
秋は特にクマが冬眠に備えて餌を求めて行動範囲を広げ、市街地へ出没する可能性が高まることから、ラジオや鈴など音の出るものを持ち歩き、庭先の柿や栗などの実は残さず採って不要な木は伐採するなどの対策をとるよう呼びかけています。
大阪府内でクマは定住していないとされていますが、府は研究機関と協力して当初100台設置としていたセンサーカメラを141台に増やし、クマの生息状況を調査しています。
吉村洋文知事はきょう=27日の定例記者会見で「大阪府内で恒常的にクマは生息していないという認識だが、実際はどうなのか。センサーカメラで調査してこれからの対策に役立てていきたい」と話し、改めて出没への注意を呼びかけています。
(動画:大阪府提供)
