大分県にある大分大学の元教授で68歳の医師の男が27日背任の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは大分大学の元教授で医師の村上和成容疑者68歳です。
警察によりますと村上容疑者は、2022年4月1日頃から2023年3月31日頃にかけて、県内の診療所を経営する医療法人の54歳の理事長と共謀の上、この医療法人に利益を図る目的で病理組織標本作製の対価の支払いが、大学になされるよう必要な措置を取るなどせず、大学の設備などを用いて、病理組織標本を作製させ、大学に財産上の損害を与えた疑いが持たれています。
病理組織標本は臓器数にして合計4583件分で、3428万840円相当の大学への対価の支払いを免れさせたということです。
大分大学は「本件を重く受け止め、厳正に対処するとともに、学内に調査委員会を立ち上げ、事案の解明及び再発防止等に努めます。本学は本件により損なわれた信頼の回復に向け、誠実かつ真摯に取り組んでまいります」などとコメントしています。
