ロシア産の軽油を積んだタンカーが、アメリカに向けて出発しました。
ロシアのペスコフ大統領報道官は23日、ロシア産の軽油を積んだ第1便のタンカーが、アメリカに向けて出発したと明らかにしました。
ロイター通信によりますと、タンカーは22日、ロシア北西部のプリモルスク港で軽油約4万トンを積み込み、11月7日にニューヨークに到着する予定です。
アメリカのトランプ大統領は今月9日、プーチン大統領との電話会談で、ロシアからの軽油供給について合意したと発表しました。
これを受け、アメリカ財務省は、ロシア産軽油の輸入に関する制裁を一部緩和しました。
トランプ氏には、11月3日の中間選挙を前に、軽油価格の引き下げを図る狙いがあるとみられます。
一方、ウクライナ軍が使用するアメリカの衛星通信網「スターリンク」をめぐり、トランプ氏は22日、運用企業を率いるイーロン・マスク氏が利用制限を解除したと明らかにしました。
アメリカのウォールストリート・ジャーナルは、トランプ氏がマスク氏に電話で解除を要請したと報じています。
しかし、ウクライナメディアは、国防省関係者の話として、23日朝の時点でも、スターリンクの通信が途絶える事例が確認されていると伝えていて、利用制限が完全に解除されたかどうか情報が錯綜(さくそう)しています。
