23日午後4時半ごろに沖縄県の石垣島で撮影された映像には、吹き荒れる激しい風、そして雨も降る様子が映っていました。
先島諸島の西表島では午後2時半過ぎ、最大瞬間風速51.7メートルの猛烈な風が吹きました。
石垣市では、飛散物対策で張られたネットは大きく揺れ、生えている木もバサバサと風にあおられているのが見えました。
また、突風が吹くと駐車場に止めてある車が揺れるなど、屋外は危険な状況となっていました。
石垣島や竹富町などで合わせて1万4000戸以上が停電。
スーパーやコンビニなど多くの店が臨時休業となるなど、生活への大きな影響が出ています。
石垣島の住民:
風切り音や何かが飛ばされるような音もひどくなっている。ところどころ停電があるみたいで、なんとか耐えられるように準備はしています。
沖縄県の先島諸島近くの海を時速20kmの自転車並みの速度で北北西に進んでいる大型で非常に強い台風30号。
今後、進路を東寄りに変え、週明けの26日には九州に上陸する可能性があります。
台風の接近が予想される宮崎市の観光名所・青島神社では、23日夜に予定されていたナイトアップのイベントが中止となりました。
土産物店では、台風の進路を気にしていました。
土産物店店主:
非常に心配。気になります。直撃のときは(店を)閉めます。何か飛んできて被害を被るよりは閉めた方がいいですね。
また、宮崎市のマンゴー農家は。
マンゴー農家・緒方廣秋さん:
(風速)25m/s以上の風が吹いたら(ハウスが)もうダメですね。風よけのネットを張ります。甘く見ていた進路を。こんなに曲がるとは思わなかった。
台風の強い風で農業用ハウスが壊れてしまう可能性があるため、風よけのネットを張る必要があるといいます。
台風の影響は関東でも。
秋雨前線を刺激するため週末は雨予想となっています。
24日は東京港で11年ぶりに花火大会が開催される予定ですが、荒れた天気となると中止の可能性も。
お台場の対岸にあるイタリアンレストランでは、24日は特製のパエリアやムール貝のパスタなど、ぜいたくな食材を使った約20品目のビュッフェを楽しめるプレミアムプランを用意しています。
花火を間近で見ながらおいしい料理を味わってもらおうというのですが…。
BESIDE SEASIDE・松木周斗さん:
明日はとても不安に思っております。晴れてくれって祈るだけです。
また、東京・豊洲で23日から始まったのが「東京味わいフェスタ2026 TASTE of TOKYO」。
秋川牛のステーキや、神津島産ののりを使ったたこ焼きなど、東京産の食材を楽しむことができます。
ダイヤモンドの乗松直哉さんは「めちゃくちゃ高い、いいお肉なので無駄にならないように。なんとか晴れてくれたらいいなと」と話し、かき入れ時の週末に雨が降ると客足が減ってしまうことを心配していました。
一方、千葉・袖ケ浦市にある東京ドイツ村では、9月に千葉県を襲った台風25号の影響で土砂崩れが発生し、アトラクションが運行中止になるなど大きな被害を受けました。
見ごろを迎えてきれいな花畑が広がっていますが、台風の影響か根元から倒れている花もありました。
台風30号は27日ごろ温帯低気圧に変わると予想されていて、その低気圧が千葉県に接近する可能性があります。
また、10月31日からは「東京ランタンフェスティバル」を開催予定で、準備中の巨大なランタンがイベントの開催前に飛ばされてしまうことを心配しているということです。
東京ドイツ村・山野広太さん:
被害がどのように広がるのかすごく心配しているところ。一番心配しているのは、風が強いと布が剥がれたり風で倒れることも。補修しないといけない。
