人生の終わりに向けて準備する、いわゆる“終活”について、仙台市で新たな制度が始まります。ひとり暮らしの高齢者が亡くなった場合に、相続手続きなどを円滑にするために、市に家族の連絡先などを登録する制度が、11月から始まります。
去年の国勢調査によりますと、仙台市内に住む65歳以上のひとり暮らしの人は、2015年のおよそ3万人から5万7000人に増加。
相続手続きなどで不安の声が寄せられることから、仙台市は去年、“終活”を支援する条例を制定し、相談窓口を設置するなどして対応を進めてきました。
11月から、市が新たに始める「終活情報登録制度」は、ひとり暮らしの高齢者が病気などで意思表示が困難となった場合や亡くなった場合に備え、家族などの連絡先、墓の場所、遺言書などの保管場所を市に登録するものです。
これにより、家族や警察、医療機関などからの問い合わせに対して市が情報提供することが可能になり、手続きの滞りやトラブルを回避することにつながるということです。
仙台市高齢企画課 鈴木勝昭事業推進担当課長
「もしもの時に確実に家族に連絡が取れるのか、そういった不安がある方もいますので、ぜひ制度を利用いただいて安心して終活に取り組んでもらいたい」
申請の受付は、11月2日から市役所の終活相談窓口で始まります。
