広島の養殖カキなど私たちの身近な海で起きている課題について、高校生が海の上で考える授業が行われました。
廿日市市でカキの養殖・販売をする島田水産を訪れたのは、広島井口高校に通う1年生40人です。
生徒たちは船に乗ってカキ養殖の現状を間近で学びます。
【島田水産 島田俊介 会長】
「広島湾は世界でも有数のカキの漁場。閉鎖海域、島によって閉鎖されて潮水が動かないので、カキのエサや幼生が外に出ていかないので、適した漁場なんです」
日本一の生産量を誇る広島のカキですが、昨シーズンは雨が少なく夏が長期化した影響で、一部の地域では大量死する問題も起きました。
養殖カキの課題に触れ、皆、真剣な表情です。
【島田水産 島田俊介 会長】
「今年は11月2日から解禁です。今年のカキは身がいいので、豊作ではないかと言われているんですけど、まだやってみないとわからない」
そして、ドローンを使って空からも筏周辺の様子を確認。
生徒たちは海洋ゴミなどがないか、など様々な視点から理解を深めました。
【生徒は…】
「昔と今でカキの育ち方が違うということで、漁師の皆さんが一生懸命いろんな方法を考えている(ことがわかった)」
「実際に現地で見て体験して学ぶのは、今インターネットでいろいろ調べられる時代ですが、それとは違って自分の肌で感じることができた」
また、カキを味わい、味の魅力もしっかりと堪能した生徒たち。
広島のカキを、そして海の環境を守るために何が必要なのか、自分たちは何ができるのか…。
普段とは違った目線で、向き合っていました。
