帝王切開などの分娩(ぶんべん)で使われる「異常分娩」という用語について、表現が見直されます。
「帝王切開」や「吸引分娩」など、保険診療を伴う分娩はこれまで「異常分娩」と表現されていて、出産した女性が「異常な出産だった」と受け止め、精神的な負担につながるおそれがあるとの指摘が出ていました。
日本産科婦人科学会などは心理的な配慮のため、妊産婦への説明で「正常分娩」「異常分娩」という表現を原則として用いないという考えを厚労省側に報告しました。
厚労省も、出産育児一時金の請求に関する通知で使われている「異常分娩」を「保険診療を伴う分娩」に、「正常分娩」を「保険診療を伴わない分娩」に修正し、民間企業にも見直しを呼びかけるとしています。
