岩手県・大槌町観光交流協会は、2020年度から5年間の決算が粉飾に当たるとの報告書を町に提出しました。この処理を指示した50代の事務局長は諭旨退職処分となりました。
大槌町観光交流協会の平野榮紀代表理事は10月19日、平野公三町長に対し会計処理に関する報告書を提出しました。
報告書によりますと、協会は2020年度からの5年間、計上しなければならない買掛金や未払い金を翌年度に繰り越すなどの操作を行って、赤字を黒字に見せかけたり、赤字幅を少なくしたりしていました。
なかには約1300万円の赤字だったところを、10万円ほどの黒字としていた年もありましたが、2025年度末時点の累積赤字は2020万円に上っています。
操作を指示していたのは50代の事務局長で、協会は10月8日付で諭旨退職処分としました。
大槌町観光交流協会・平野榮紀代表理事
「みんなの責任だと思う。彼(事務局長)一人に任せっきりだったのが一番大きい」
大槌町・平野公三町長
「重く受け止めています。今後は観光交流協会の運営に積極的に発言していく」
協会には2025年度、町から運営費などとして3億5000万円余りが支払われていますが、町では報告書を精査した上で今後の助成を考えていくとしています。
