火星衛星探査機「MMX」を載せたロケットが、20日未明鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
大分からも夜空に飛ぶロケットの姿が確認出来ました。
20日午前4時41分ごろ
H3ロケット10号機が鹿児島県の種子島から打ち上げられました。
搭載しているのは火星衛星探査機「MMX」、その後、予定の軌道に投入され打ち上げは成功しました。
MMXが目指すのは火星の衛星「フォボス」、砂や岩石などの試料を採取し地球に持ち帰る、人類史上初の計画に挑みます。
◆TOS渡辺一平記者
「大分市佐賀関の関崎みらい海星館です。打ち上げまであと20分ほどとなり、職員がカメラをセットしてその瞬間を待っています」
今回打ち上げたロケットは全国各地で見える可能性があり、私たちは大分市の関崎みらい海星館へ。
職員の皆さんと午前4時前からロケットが見えるとされる南東の空を見上げながらその瞬間を待ちました。
そして…いよいよ打ち上げです。
◆職員
「あった!あれだ、赤いやつ。わー!」
◆TOS渡辺一平記者
「この赤い…ちょっと低いかもしれない。あれあれ?ちょっと赤くなってきました」
打ち上げた直後、夜空に赤い光が輝きます。その後、雲に隠れてしまいますが再び赤い光が現れます。
その姿はゆっくりと進む流れ星のようです。数分間ではありましたが歴史的な光景を大分でも見ることができました。
◆JX金属 関崎みらい海星館西山浩司館長
「打ち上げ直後はすごく赤い光が見えたというのが印象的で、打ち上げごとにやっぱりこう色彩が違うなというのを今日はつくづく感じた。本当を言うともっと雲がなければ良かったがそれでも贅沢は言えません。きょうは本当にいい1日だった」
MMXはおよそ1年後に火星の衛星「フォボス」近くに到着し、5年後の2031年度に採取した試料を地球へ持ち帰る予定です。
