木彫りのまち、富山県南砺市井波にある瑞泉寺の本堂や山門など4棟が国の重要文化財に指定されることになりました。
南砺市井波の中心にあり、井波彫刻が随所に施されている瑞泉寺。1390年に開かれました。
今回、国の重要文化財に指定されるのは本堂・太子堂・山門・鐘楼堂の4棟です。
明治時代に再建された本堂は、真宗大谷派と本願寺派、両派の別院において最大規模を誇ります。
その本堂と並ぶように建つ太子堂は大正時代に再建され、ともに精巧な彫刻で彩られている点などが評価されました。
そして江戸時代、京都の大工から技術を引継ぎ井波大工が建てた山門。いまに続く井波彫刻成立の契機にもなった重要な建造物とされています。
*瑞泉寺 常本哲生さん
「どこを見ても素晴らしい建築。いろんな意気込み、たくさんの方々が築き上げた思いなので、どこをというわけではないが、今回認めていただいた4カ所、また見ていただければ」
これらは16日開かれた国の文化審議会で答申を受けたもので、これで県内の重要文化財は20件、寺や神社の新規の指定としては38年ぶりとなります。
