国会では、参議院予算委員会の審議が始まり、簗前農林水産大臣の辞任をめぐって与野党が攻防を繰り広げました。
予算委員会の冒頭、高市総理は地元の道路予算を「大幅にカットする」発言などが問題となった簗前農水大臣の辞任について陳謝しました。
高市総理:
大臣の任命責任は内閣総理大臣である私にございます。国会開会中に大臣が辞任する事態となったことは申し訳なく思っており、任命責任を重く受け止めております。
これに対して野党は、簗氏の参考人招致を求めたほか、高市総理の任命責任を追及しました。
立憲民主党・辻元清美議員:
なんでかばい続けたってのがわかんないんですよ。なんでかばい続けてたんですか、ずっと。
高市総理:
かばっていたわけではございません。説明責任を果たす機会を与えていただききたいと。
立憲民主党・吉川沙織議員:
今回のありえない発言は、交付金の配分のあり方に疑念を持たれる状況を招き、行政の信頼を失わせることになったのではないかと考えます。
高市総理:
確かに信頼を失わせる、そういった発言だったと思います。予算の配分に政治的な支持・不支持を持ち込まないということは当然ですので、改めてそれを政府内に徹底いたします。
また、野党だけでなく、身内の自民党からも任命責任を問う声があがりました。
自民党・鶴保庸介議員:
今回、国会開会中にも関わらず農林水産大臣の交代という事態になったことについて、任命責任を重く受け止めていただきたい。
高市総理:
改めておわびを申し上げます。そして、新たに就任した武部(農水)大臣とともにみんなで力を合わせて、本当に国民の皆さまのために一生懸命に働かせていただきたいと思います。
委員会での与野党の追及に、高市総理は、「一生懸命働かせてほしい」と強調しましたが、批判が相次いでいます。
国民民主党・榛葉幹事長:
簗大臣は辞めれば終わりではない。自民党の議員も相当怒ってましたね。ぜひ説明責任を果たしていただいて。
また、野党は関文部科学大臣が議員会館内で政治資金パーティーを開いた問題も問いただし、関大臣が陳謝しました。
16日に開かれた衆議院の議院運営委員会では、坂本議運委員長が近く関大臣を注意することで合意しました。
