陶磁器の里の無人駅・上有田駅で、長年にわたり乗車券の販売代行や駅舎でのカフェ運営に取り組み駅を支えてきた地元関係者に感謝状が贈られました。
JRから感謝状が贈られたのは、佐世保線の上有田駅のそばにある原田酒店と駅カフェ「SARAYAMA」です。
原田酒店は上有田駅が無人駅になった1970年代から約50年間駅に代わり乗車券を委託販売。
JR九州の駅舎の外で地域住民らが切符を扱う販売所のうち最も長く残り、九州で唯一の販売所となっていました。
ただ、交通系ICカードが普及し、切符の購入者が減ったため今年5月で販売を終えています。
【原田酒店 原田芳幸さん(80)喜代子さん(78)】
「(有田)陶器市はお客さんが多くて結構(切符を)買ってくれた。お客さんとおしゃべりできることが楽しかった」
また、駅カフェ「SARAYAMA」は地元住民が駅舎の一部を活用して2015年にオープン。
2018年に岩井かおりさんが店の運営を引き継ぎ、「こども駅長」を務める6歳の孫の世奈ちゃんたちと観光列車のお出迎えなどを続けています。
【駅カフェSARAYAMA 岩井かおりさん(60)】
「感謝状までいただきとても光栄。(この駅を)大切にみんなで守っていきたい」
このほか、上有田駅と同じく駅員のいない武雄市の三間坂駅で30年にわたって清掃活動などに取り組む市民団体「三間坂駅『悠』」にも感謝状が贈られました。
