ランチタイムの東京・江東区。
「イット!」取材班が発見したのは、サイゼリヤにずらっと並ぶお客さんの姿。
サイゼリヤは14日、約8割のメニューを10月29日から平均6%値上げすると発表。
大規模な値上げは、1999年の上場以来初めてです。
人気ナンバー1のミラノ風ドリアは現在の300円から320円に値上げ。
さらに、400円のハンバーグステーキやタラコのパスタなどは20円から30円アップ。
小エビのサラダも20円上がり370円になります。
街の人からは「ちょうどみんな食べた、ミラノ風ドリア。値上げもしょうがない」「300円で食べられるごはんなんてないから。他が値上げしている中でずっと(値段を)保ってきたのすごい」などといった声が聞かれました。
お会計が1500円だった2人組。
値上げ後はハンバーグステーキが430円になります。
「いつも安くて利用しているので、それで値段が上がったからといって、サイゼリヤに行かなくなることはない」と話しました。
また、牛丼チェーンの松屋は、13日から「牛めし」を全サイズ一律で20円アップ。
値上げの波が次々と押し寄せる中、15日は、2カ月に一度の年金支給日。
東京・板橋区のATMには朝から行列が。
下ろしたばかりの現金を熱心に数える人も。
約6万円(80代):
2カ月で12万円くらい入っているかな。旅行行きたいけど行けない。食べるだけでいっぱい。
約10万円(70代):
二十何万円くらい、2カ月で。一番憎たらしいのは、年金上がらないのに物価だけ上がっている。
板橋区の高島平団地で健康マージャンを楽しむ皆さんにも聞きました。
約20万円(80代):
約40万円弱、2カ月で。マージャン以外に趣味はないから。
2026年度の支給額は前年度より増えたものの、物価の上昇率には追いついていません。
厳しい生活が続く中でも値上げの波は容赦なく押し寄せていて、キャベツは1玉なんと税込み386円。
新鮮市場 東本郷店・飯田智成店長:
ここ2~3日で高くなっているのは、キャベツ、ダイコン。(ダイコンは)通常だと税込み278円。いまはタイムサービス中で税込み213円。この2つが高いねってお客さんからびっくりされます。
長雨の影響で野菜が高騰する中でもお買い得なのはジャガイモ1袋213円、タマネギ170円、ニンジン3本で105円。
年金暮らしの女性はイカを爆買いです。
約12万円(70代):
(年金を)たまたま下ろしに来たから、ちょっと買ってこうかなって。うち4人家族だから、こんなのペロよ焼いたら。4パック。
80代:
(年金)下ろしちゃうと気が大きくなっちゃってさ、やっぱり使っちゃうのよね!(イカは)499円。安いわよ。たまにはおいしいもの食べようかなって!
お買い得は、他にも。
シャインマスカットが1パック2房入りで税込み1058円で特売されていました。
年金6万円だという女性が“プチぜいたく”で購入。
月約3万円(92歳):
じいちゃんにお供えして、孫が来て、賞味期限が切れる前に持って帰る。
さらに、「私、家庭菜園やってるから、キャベツの苗を植えた。夏はトマトとかスイカとか、野菜はほとんど買わない」といった節約術も。
次の年金支給日は、年の瀬も押し迫る12月15日です。
