北海道は10月15日、道内にインフルエンザの注意報を発令しました。定点あたりの報告数が注意報レベルを超え、昨年同時期の約8倍と急速に感染が拡大しています。
道によりますと、10月5日から11日までの1週間に道内165の定点医療機関から2675の症例が報告され、定点あたり16.21人となりました。注意報の基準となる10人を大きく上回っています。
前の週の9.21人から約1.8倍に急増しており、昨年同時期の2.10人と比べると約8倍の水準です。
保健所別では、室蘭が33.71人、岩見沢が33.33人、中標津が33.00人と、警報レベルの30人を超える地域が3か所に上っています。このほか、旭川市が25.14人、札幌市が22.44人、江別が22.71人、帯広が20.14人など、多くの地域で注意報レベルを超えました。
過去10年で最も早い流行入りで、統計開始した1999年以降では過去2番目の早さです。
道は感染拡大を防ぐため、こまめな「手洗い」や「咳エチケットの徹底」を呼びかけています。具体的には、できるだけ人混みを避けること、十分な栄養と睡眠を心がけること、室内の湿度を50%から60%に保つことなどを推奨しています。
発熱や咳などの症状が出た場合はマスクを着用し、高熱が続く場合や呼吸が苦しい場合は早めに医療機関を受診するよう求めています。
道内のインフルエンザは例年より早いペースで感染が広がっており、今後さらに流行が拡大する可能性があります。道は「4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高い」として、引き続き注意を呼びかけています。
