警察官を名乗る男に「資金洗浄事件の容疑者として浮上している」などと電話で言われ、福岡県糸島市の82歳の男性が金6.1キロ(時価約1億4300万円相当)をだまし取られていたことがわかりました。
糸島警察署によりますと9月上旬、糸島市の無職の男性(82)の自宅に郵便局員を名乗る男から電話があり「あなたの名前でキャッシュカード8枚と現金40万円が郵送されている。今から警察官と電話を代わる」と言われ、大阪府警察捜査二課の警察官を名乗る男から「資金洗浄事件の容疑者として浮上している」などと言われた後、SNSでやり取りをするように指示されました。
SNSでは検察官を名乗る男ともやり取りが始まり「事件関与の疑いを晴らすために資産を確認させて欲しい」などと言われたため、男性は9月10日から10月5日にかけて3回にわたり、自宅で保管していた金2キロに加え、検察官を名乗る男から追加で購入を指示された金4.1キログラムを、男性宅に現れた金融庁職員を名乗る男3人に手渡すなどして計6.1キログラムの金(時価合計1億4316万900円)をだまし取られたということです。
警察はニセ警察詐欺事件として調べるとともに
▽電話で「お金」はすべて詐欺、すぐに相談、110番!
▽「資金洗浄(マネーローンダリング)」「逮捕状」「犯人を捕まえたら…」「SNSで取調べ」「資金調査」「暗号資産」のワードが出たら、電話を即切断しましょう。
▽電話の相手が、警察など公的機関等を名乗って、「逮捕される」「このことは誰にも話してはいけない」は、不安にさせるための脅し文句です!
▽SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう。
などと注意を呼びかけています。
