秋田市や横手市など秋田県内6つの市と町の防災情報配信を請け負う企業が不正アクセスを受け、一部の市と町が防災情報のメール配信を一時停止しました。個人情報が漏えいした可能性があり、県が緊急の会議を開く方針です。
全国の自治体の防災情報の管理・運営を請け負うアルカディア(本社:大阪・箕面市)で11日、不正アクセスが確認されました。
県内では秋田市、由利本荘市、横手市、鹿角市、大館市、小坂町がアルカディアに防災情報の配信を委託しています。
このうち大館市を除く5市町で、不正アクセスによって登録者のメールアドレスや氏名などの個人情報が外部に漏れた可能性があるということです。
情報が漏えいした可能性があるのは、秋田市が約1万6000件、由利本荘市が6861件、横手市が約1万6900件、鹿角市が約8500件、小坂町が1922件に上ります。
横手市、鹿角市、小坂町は、14日までにメールの配信を停止しています。
一方、大館市は、被害を受けたサービスに該当しないということです。
県は、アルカディアと直接的な契約はないものの、影響などを確認しています。
今回の事態について、鈴木知事は「名だたる大手企業であったり、IT企業も防げていないという現状は、大変深刻に受け止めている。もはやその防げない、漏えいしてしまった後どうするか、という対策もしっかりしていかないといけないなと考えているところ」と話し、情報漏えい後の対策を考えていく方針を示しました。
県は引き続き情報収集を進めるとともに、16日に緊急の庁内会議を開き、現状などを共有する方針です。
