秋田県は12日、デンマークの企業と洋上風力発電の導入促進に協力して取り組む基本合意を締結しました。鈴木知事は14日の記者会見で「日本のエネルギー安全保障の不安定さが増していく中で、秋田としてやれることが間違いなくある」と話し、今後の事業に期待を寄せました。
県、秋田市、能代市、男鹿市、発電事業を手がける団体・秋田風作戦は、デンマークの洋上風力発電拠点港・エスビアウ港を運営するエスビアウ港公社と、12日に基本合意を締結しました。
エスビアウ港は世界最大級の風力発電の基地港湾で、ヨーロッパの洋上風力発電設備の約8割がこの港を経由して出荷されています。
県などは、エスビアウ港公社の港湾の整備に関する知見を生かし、洋上風力の開発や脱炭素産業への移行などに協力して取り組みます。
鈴木知事:
「私が期待しているのは、秋田港をはじめとする秋田県の3港が、洋上風力発電の拠点港としてさらに飛躍していくこと。まさに新時代が来る。脱炭素であり、日本のエネルギー安全保障が非常に不安定性を増しているときに、秋田としてやれることが間違いなくある」
ところで、6日に開かれた東北6県などのクマ対策を考える会議で、環境省はクマの個体数調査の方針を示しました。
2026年度はカメラを使って東北地方を一体的に調査していますが、2027年度からは各県で実施するよう説明したということです。
鈴木知事:
「引き続き国の方で継続的にやってもらいたいという要望はしていたが、それが来年度はかなわないということなので、そこは残念だなと思っている。クマが県境を選ぶわけではないので、広域的にしっかり実施するということが大事であろう」
県は、国が継続して調査を実施するよう要望を続ける方針です。
