ことし8月、大阪府堺市内の交差点に車を止めたまま、運転席で寝込んでいた大阪府警の警察官の男。
通行人の通報によって駆け付けた警察官の検査によって、酒酔い運転をしていた疑いで検挙され、停職6カ月の懲戒処分を受けました。
■午後9時から翌日の午前3時まで飲酒か
懲戒処分を受けたのは、大阪府内の警察署の刑事課に勤務する27歳の巡査の男です。
男はことし8月、堺市内の道路を基準値を超えるアルコールが体に残り、正常な運転ができない恐れがある状態で車を運転した疑いで書類送検されました。
警察によると、発覚に至った経緯は次の通りです。
・8月22日…親族と用事を済ませたのちに食事をとるため、実家の最寄り駅の近くにある駐車場に車を止める。
・22日午後9時ごろ…親族たちとともに府内の飲食店で酒を飲みながら食事。
・23日午前3時ごろ…複数の店で飲食をしたうえで親族と別れ、駐車場に止めていた車で仮眠。親族はタクシーで帰宅。
■信号待ちで交差点に停車したまま寝込んで発覚
巡査の男は2時間ほど仮眠をとった後、車を運転して自宅に向かい、信号待ちで交差点で停車したところ、そのまま寝込んでしまったということです。
この状況を見た通行人から通報を受け、現場に着いた警察官が巡査の男に対し、職務質問をしたところ、酒のにおいがしたことからアルコール検査を実施。
酒酔い運転の基準値を超えるアルコールが残っていたことがわかり、酒酔い運転の疑いで検挙し、警察はその後、書類送検しました。
調べに対し巡査の男は、「仮眠後にアルコールが体の中に残っていると感じていたが、早く帰宅したかった」と理由を説明しています。
■大阪府警「警察官として言語道断の行為であり厳正に処分しました」
大阪府警は巡査の男をきょう=10月14日付で停職6カ月の懲戒処分としました。
巡査の男は依願退職しました。
大阪府警は「警察官として言語道断の行為であり、厳正に処分しました。今後、職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
