パリオリンピック1万メートル代表で、星稜高校出身の五島莉乃選手が所属する資生堂が、来年3月末をもって休部することが分かりました。
これは資生堂が14日、ホームページで発表しました。ホームページによりますと、「2027年3月末日をもちまして実業団としての活動を休止し、休部することになりました。」とした上で、「激しく変化する社会の中、グローバルにおいて本業とのシナジー効果が高い領域へ取り組みを集中することで、事業の成長性・収益性の向上を目指しています。発足当時とさまざまな環境が変化する中、この方針のもと熟考を重ねた結果、今回の決定に至りました。」としています。
資生堂には、金沢市出身の女子1万メートルのパリオリンピック代表、五島莉乃選手が所属しています。五島選手は星稜高校を卒業後、中央大学を経て、実業団の資生堂入り。2025年のパリオリンピックでは女子1万メートルの日本代表として出場し、18位に入っていました。
その後、マラソンに転向し、2025年の名古屋ウィメンズマラソンに初出場、2時間26分8秒の10位に終わっていました。2026年の名古屋ウィメンズマラソンでは2時間24分44秒で日本人5位に入り、ロサンゼルスオリンピックの日本代表を決める日本代表選手選考競技会「MGC」の参加資格を獲得していました。
資生堂は、所属する選手、スタッフについて、「本人の意向を最優先に尊重し、一人ひとりの将来に向けて誠心誠意サポートをしていきます。また、活動休止までの期間、選手、スタッフが安心して最後まで競技に専念できるよう、会社として引き続き支援してまいります。」としています。
資生堂ランニングクラブは第一回東京国際女子マラソンの開催に合わせて1979年に発足し、「強く、速く、美しく」をスローガンに、多くのオリンピック選手を輩出してきた名門チームです。
