12日早朝に栃木県内で発生した工場火災の様子を捉えた映像には、巨大な柱のように立ち上る黒煙が映っています。
現場では、発生から35時間以上がたった今も消火活動が続けられています。
火災が発生したのは、栃木・那珂川町にあるペットボトルやスプレーノズルなどのプラスチック製品を作る工場です。
12日午前5時過ぎ、工場の従業員から「煙が出ている」との119番通報が寄せられました。
出火元は工場内にある倉庫で、消防車など38台が出動し消火にあたりました。
現場付近に住む人は、火がだんだんと燃え広がっていく様子を目にしていました。
近隣住民:
最初はたき火程度の煙が上がっている、「火事」っていう規模ではないような…。(Q.あそこまでの炎になったのは?)(午前)9時半ごろ見た時には、屋根の上からぽやぽやと煙が出ている程度で、その後(午前)10時か11時に見た時に、もう建屋の屋根が全部燃えていて、11時半ごろにその建屋が崩れた。
別の住民は、火災現場から離れた場所でも火災による臭いを感じたと証言します。
近隣住民:
私は現場から1㎞弱。7、800メートル(離れた)所で臭いは若干しました。ビニールを燃やしたような臭いですね。大きな会社で(町に)貢献していただいているから、この火事は本当に残念。
12日午前11時から約3時間定点撮影したという現場映像を、早送りでまとめた動画を見てみると、しばらくの間黒煙のみが立ち上っていた建物の屋根から炎が上がると、その後徐々に建物が崩れていくのが分かります。
火の勢いは夜になっても衰えず、消火活動は火災発生から24時間以上がたった13日朝になっても続けられました。
警察や消防によりますと、火の勢いは次第に弱まり、発生から約30時間後の13日午前10時50分にほぼ消し止められましたが、消火活動はまだ続いています。
現場の工場は24時間稼働していましたが、敷地内にいた従業員46人は全員避難していて、けが人はいないということです。
倉庫内で保管されていたプラスチック製品や材料などが、燃え続けたとみられているこの火災。
出火当時、火元とみられる倉庫内は無人だったということで、警察と消防が出火原因を調べています。
