関芳弘文部科学大臣が、衆議院の内規に反して議員会館内で政治資金パーティーを開催していたことが明らかになり、きょう=13日の閣議後の会見で謝罪しました。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は、この問題を「法律違反ではなく、道義的な問題」と位置づけつつ、「公私混同と言われても仕方がない」と明確に批判しました。
また、「これはこれで問題だが、簗農林水産大臣の問題と同列に語るようなことはあってはならない」と指摘しました。
■ 2024年6月議員会館内でパーティーを開催
関大臣が代表を務める地元支部の政治資金収支報告書によると、関大臣は2024年6月、衆院議員会館内で政治資金パーティーを開催していました。
収入は81万円で、会館内の食堂などへの支出は8万1957円。およそ9割にあたる72万8043円が利益として残っていたことが記録されています。
衆院議員会館内で政治資金パーティーを行うことは、衆議院の内規に反しています。
■「禁止行為に当たらないと個人的に判断してしまった」と謝罪
関大臣は13日の閣議後の会見で、「禁止行為に当たらないと個人的に判断してしまった、猛省している」とも述べ、自らの認識の誤りを認めて謝罪しました。
【関芳弘文科大臣】「パーティーですから、商行為とはまたちょっと違うものがあるのではないかと、私個人で判断をしてしまっておりました。深く反省をして、もう二度とやらないということで、心に誓ったところでございます」
■ 青山氏「法律違反ではないが、公私混同と言われても仕方がない」
政治ジャーナリストの青山和弘氏は「法律違反ではない」としたうえで、「公私混同と言われても仕方がない」と指摘しました。
【青山和弘氏】「この問題は法律違反というものではなく、衆議院の内規に違反しているという話です。
税金で作られて、立法府として活動をするための施設として使われている会館で、個人的な政治資金を集める活動をしてしまった。これは明らかに、内規に違反している。
公私混同と言われても仕方がないです。ただ、法律違反ではありませんし、道義的な問題ということになる」
■簗農水大臣の問題とは「質が違う」
また、青山氏は、関大臣の問題を「簗和生農林水産大臣の“予算カット発言”問題」と同列に語ることに懸念を示しました。
現在、簗和生農林水産大臣がことし5月、衆院選で自身を支持しなかった首長がいる自治体に対する国の道路予算を「大幅にカットした」と発言した問題が波紋を広げています。
【青山和弘氏】「(関大臣の)問題を、「閣僚のスキャンダル」として簗さんの問題と同列に語るようなことは、あってはならないと思う。これはこれで問題ですが、税金を使って地元をどう喝するような発言をした問題と、こういう問題を一緒にはしない方がいい。質が違いますね」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年10月13日放送)
