裁判で、県内で初めて司法取引が適用されたとみられる、金の偽装品をめぐる詐欺事件に関連し、偽造通貨を両替したとして、中国籍の男が再逮捕されました。
偽造通貨行使の疑いで再逮捕された、東京都の会社役員シュエ・ジーウェイ容疑者(37)は、去年7月、複数の人物と共謀し、福山市の金融機関で偽造通貨を両替した疑いがもたれています。
シュエ容疑者は、偽造通貨28枚を両替し、28万円を受け取ったとみられています。
【毛利祥子記者】
「こちらは警察が公開した押収品です。金メッキの品を見てみますと、切った断面の中に茶色っぽい材質のものが見えます」
一連の事件は、匿名・流動型犯罪グループいわゆる“トクリュウ”が関与したとみられ、共犯者の1人が捜査に協力する検察の司法取引に応じ、執行猶予付きの判決を受けました。
捜査関係者によりますと、シュエ容疑者は、グループの上位にいるとみられていて、司法取引が、容疑者の逮捕に結びつく要因の一つになったということです。
警察は、余罪があるとみて事件の全容解明を急いでいます。
